【再読】 芥見下々『呪術廻戦 公式ファンブック』 集英社 ジャンプ・コミックス
少年漫画、特にジャンプ作品が大好きです。
本日の一冊は呪術廻戦のファンブックです。読書と呼べるかは分かりませんが、目についたのでパラパラと読み返してみました。
本誌での秤VS鹿紫雲はアツい戦いでしたね。ここ数週で私は一気に金ちゃんファンになりました。
ちなみに一番好きなキャラクターは東堂です。脳筋っぽい見た目のわりに戦い方がクレバーで格好良い。再登場が楽しみです。
私の妹は宿儺推しです。アニメのCV諏訪部順一はちょっとずるい。アニメ化で宿儺が好きになった人、結構いるんじゃないですかね。
以下、内容についての記載あり。未読の方はご注意ください。
表紙の虎杖がトレンカ履いてるのは萌えポイントだと思います。
キャラクターごとの個別紹介ページが全体の五割くらいを占めています。
よくあるファンブックと同様に、キャラクター紹介はプロフィールとQ&Aから成っています。プロフィール欄に「ストレス」の項目があるのが特徴的ですね。虎杖のストレスは「理系科目(molで躓きました)」だそうです。野薔薇のストレスは「乾燥」、女の子の大敵。伏黒のストレスは「人間(9割)」。若干の闇を感じます。
京都校でストレスに「東堂」を挙げている人が複数人いて笑いました。二人いる同級生の両方からストレス認定されてるって相当ですよ。
キャラクターごとのQ&Aも面白いです。名前の由来やキャラデザについてのアンサーがあるのも嬉しい。楽巌寺学長のキャラデザはやはりネテロと山本総隊長由来でしたね。
Q&Aは東京校の生徒以外の方が、意外性があって面白かったです。特に京都校の子たちとか。
その他にも、スキルグラフや身長対比表(分かりやすかったです)、芥見先生の過去の質問&トリビア(本名を聞かれて「芥見上々(アゲアゲ)です」と答えているあたり信憑性は低いかもしれませんが)、世界観や用語の解説(術式の解説もあり)、渋谷事変前までの各話解説(個人的に一番面白かった部分です)、イラストコメンタリー、久保帯人先生との対談、など、情報が満載の一冊となっています。
久保先生の描いた夏油は何となく月島さんっぽさがあります。芥見先生のマユリも雰囲気があって良い。
私の好みが芥見先生と似ていることもあり、読んでいて非常に楽しいです。富樫先生の漫画やTYPE-MOON作品(Fateアニメでは私もZeroが一番好きです)、洋画やジャンプ以外の漫画など、芥見先生が好きなものとして挙げる作品がことごとく私の好みと同じなので、「芥見先生'sバイブル」のページが特に楽しい。私は『ぼくらの』を読んでいる人にはリアルで会ったことがありません。
ちなみに、芥見先生がよく見返しているロボアニメは「エヴァ」と「ギアス」と「エウレカ」だそうです。世代を感じます。どれも言うほどロボアニメか?という気もしますが(ガンダムなどと比べると)。
呪術ファンの中でも、芥見先生と同世代のアニメ・漫画好きな人には特に「ハマる」一冊だと思います。
原作派の方はぜひ読んでみるべきです。アニメ勢の方はまず原作を読んだ上で、こちらもぜひ。
アニメ2期も楽しみです。
それから、祝・チェンソーマン第二部開始。こちらも早くアニメが見たい。
それでは今日はこの辺で。