【naggy日記】バラ園を訪ねて…

雨の恵みを受けて、青々と木々が葉を広げる季節。
緑が少ないと言われる大阪ですが、都市部にも大きな公園があります。
中之島公園や靭公園などは、バラ園が有名で憩いの場となっています。

わたしたちの住む町の、わりあいと近いところにもバラ園があるという事を知り、
雨の季節の薄曇りの日に行ってきました。

伊丹市の荒牧バラ公園 です。園内に入ると…広大な花園！
















おもわず息を飲みました。

その日は、蒸し暑かったのですが、遠足でしょうか、
幼稚園児たちが、元気いっぱいに走り回っていました。

年配のご夫婦や、ベビーカーを押したお母さんなど、多くの人が訪れていました。

バラにカメラを向ける人、
カメラに向かって微笑む人…

薔薇の香りに満たされた公園では、みんなが笑顔でした。

ちょうどお昼時だったので、木陰でお弁当を楽しむ奥樣方のグループが…
いぃなぁ、羨ましい♪




















訪れる前に予習しておいたのですが、
こちらの公園で咲いているいくつかの品種は、伊丹で生まれたそう。




















紫色のお花のマダム・ヴィオレや、プリンセス三笠など。




















この黄色いお花の天津乙女（あまつおとめ）もそのひとつ。
往年の宝塚歌劇団のスターが名前の由来…

国際的にも評価の高い品種だそうです。




















世界中で愛されている薔薇のふるさとが、
自分の住む町の近くと知って、なんだか嬉しくなりました。















雲の合間から日が射してきて、だんだん日差しがきつくなってきましたが、
木陰は涼しく、ミツバチの羽音が近くに聞こえ…すがすがしい気分。




















今月いっぱいなら、まだまだ美しく咲いていてくれるかな…

もう一度来よう。
今度はお弁当を持って♪

photo by MISHAGRAPHICA & naggy

【お知らせ】『アーティストベビーピロー展』終了しました

5月28日から6月5日まで、MANIFESTO GALLERY さんで
開催されていた『アーティストベビーピロー展』が、大盛況のうちに終了となりました。

足をお運び下さった皆様、ありがとうございました。

また、今回の展覧会を企画していただいたYAYOIさま はじめ、ギャラリー様には、
すばらしい機会をいただきまして、本当にありがとうございました。

50人の作家によるベビーのための「ピロー」…
会場は、幸せな夢の世界へいざなう、心やすらぐ空間でした。

すやすやと眠る赤ちゃんの頭をのせるための、ふわふわやさしい枕たち。
さまざまな表現で、色々な思いが込められた作品を身近に見ることができた
展覧会でした。

今までの経験を生かしながらも、色々試行錯誤し、試作を重ねて作成しました。
そうして完成して、会場に展示されていたnaggyのベビーピローは、

「さぁ、ステキな夢の世界へ♪」

と誘うような、ちょっと誇らしげな様子に見えました。
photo by MISHAGRAPHICA & naggy

【naggy日記】お福分け … 早苗田を渡る風

所用で出かけていたある日。
帰宅すると、ピカピカと留守番電話のランプが灯っていました。

「玉ねぎ、ぎょうさん（沢山）できたから、取りにおいで」
と、友達からの伝言。早速、訪ねてみる事に…

毎日野菜作りに励んでいる、日焼けした友達の笑顔。
今年はうまくできたと満足げに、段ボール箱いっぱいの丸々とした大きな玉ねぎ。
庭の梅がたくさんなったからと、青梅も一緒にもらってきました。

その後、用事で別のお宅を伺うことに…

おそらく野鳥が種を運んできたようで、植えた覚えのないビワの木が、
たわわに実をつけるほどに育ったそう。
「ちょっと重いけど、持って帰って♪」と、袋にたくさん入れて下さいました。

お訪ねした先々で、色々といただいた丸々コロコロしたものを、
ずっしり肩にかけて帰る道すがら、素敵な光景を見かけました。

交差点を曲がろうとする車と、横断歩道を渡る野球少年の3人組。
渡りきるまで待っていてくれた車に向かって、一番後ろの少年が、
サッと帽子を脱いで一礼し、颯爽と通り過ぎてゆきました。

譲り合う気持ちの大切さと、感謝の気持ち。

この少年たちを指導されている方の普段からのお心掛けが見えたようで、
とても清々しい気持ちになりました。

五月雨雲の合間から指す日差しのような温かさ。




















ステキなお福分け、ありがとうございました♪

photo by naggy