【naggy日記】お福分け … 早苗田を渡る風

所用で出かけていたある日。
帰宅すると、ピカピカと留守番電話のランプが灯っていました。

「玉ねぎ、ぎょうさん（沢山）できたから、取りにおいで」
と、友達からの伝言。早速、訪ねてみる事に…

毎日野菜作りに励んでいる、日焼けした友達の笑顔。
今年はうまくできたと満足げに、段ボール箱いっぱいの丸々とした大きな玉ねぎ。
庭の梅がたくさんなったからと、青梅も一緒にもらってきました。

その後、用事で別のお宅を伺うことに…

おそらく野鳥が種を運んできたようで、植えた覚えのないビワの木が、
たわわに実をつけるほどに育ったそう。
「ちょっと重いけど、持って帰って♪」と、袋にたくさん入れて下さいました。

お訪ねした先々で、色々といただいた丸々コロコロしたものを、
ずっしり肩にかけて帰る道すがら、素敵な光景を見かけました。

交差点を曲がろうとする車と、横断歩道を渡る野球少年の3人組。
渡りきるまで待っていてくれた車に向かって、一番後ろの少年が、
サッと帽子を脱いで一礼し、颯爽と通り過ぎてゆきました。

譲り合う気持ちの大切さと、感謝の気持ち。

この少年たちを指導されている方の普段からのお心掛けが見えたようで、
とても清々しい気持ちになりました。

五月雨雲の合間から指す日差しのような温かさ。




















ステキなお福分け、ありがとうございました♪

photo by naggy