アイシング① 怪我をした時のアイシングの方法について | 横浜鶴見 ながとも接骨院

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こんにちは
横浜市鶴見区 ながとも接骨院です。
 
 
今回はアイシングについて書いて参ります。
 
 
 
 
まず初めに、アイシングに関してはスポーツ現場では習慣的に行われていますが
 
・アイシングは効果的だと言う意見。
・アイシングは行わない方が良いと言う意見。
 
が両方あります。
 
 
また、人によってもアイシングをすると余計に調子が悪くなる という方も少なからずいらっしゃいます。
 
 
今回はそういった意見もあるということを踏まえた上で
 
怪我をした時の処置としてのアイシングについてお伝えしてゆきます。
 
 
 
 
 
 
 
アイシングと一言で言っても、目的によって少し違いがあります。
 

ざっくりと分けると

 
①怪我をしたときの処置としてのアイシング
 
 
②スポーツや日常でのケアとしてのアイシング 
 
に分かれると思います。
 
 
 
 
 
怪我をしたときの処置としてのアイシングの目的は、今より悪くなるのを防ぐために冷やすと言うことになります。
 
スポーツや日常でのケアとしてのアイシングに関しては、コンディショニングの一環として行うものや、スポーツのパフォーマンスを上げるために行うものなどがあります。
 
 
このように一言でアイシングと言っても、目的によって方法などが異なりますので、今回はこの2つのケースでのお話を、前編・後編に分けてしていきたいと思います。
 
 
 
今回は前編として
 
①怪我をしたときの処置としてのアイシング
 
について述べてゆきます。
 
 
 
 
 
 
■なぜアイシングを行うのか?
 
これは先ほども書いた通り、悪化を防ぐためです。
 
怪我をした後、放置すると傷ついた組織や血管から出血したり、組織の液が漏れ出したりして 腫れ が強くなります。
 
腫れが強くなるとその後のリハビリに支障が出ますので、なるべく腫れを少なくした方が良く
このような腫れを抑えるためにアイシングを行います。
 

 

 

 
 
 
また怪我をした後に放っておくと体の生理的な作用で、痛めていない組織まで巻き込むような形で悪くなってしまうことがあります。
 

 

(専門的には、二次的低酸素症、二次的外傷性損傷といいます。)
 
アイシングで温度を下げることで、患部周辺の新陳代謝を抑え、こういった生理的な作用を抑えることで、より悪化することを防ぐ意味合いで行います。
 
 
 
 
 
 
また、アイシングを行うことで神経が麻痺したようになり、痛みを抑えると言う効果もあります。
 
 
 
 
 
■いつ行うのか?
 
怪我をしてから、大体3日くらいは炎症期といって
 
組織に炎症が起こる期間で
 
この炎症期は、温めたりするよりもアイシングを行った方がよい とされています。
 
 
 
ただ、お怪我の程度や体質によっても違いがあるので一概に 3日 と断定はできません。
 
 
 
 
 
■冷やす時間
 
アイシングを行うと
感覚の変化としては大まかに
 
 
冷たい
 
 
ジーンとしびれる
 
 
感覚がなくなってくる
 
 
というような変化があります。
 
 
 
感覚がなくなるまでに要する時間はだいたい20分くらい
 
 
感覚がなくなるまで行って、2時間ほど休んで、その後また冷やすというのを繰り返すようにする 
 
というのが本格的な行い方ですが
 
 
一般の方はここまでしっかりやらなくてもよいと思います。
 
 
 
自分が心地よく感じれる程度でやめた方が、凍傷予防の観点からも良いと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■方法
 
 
 
痛めた場所によって適した方法が変わります
 
例として、、
 
 
 
指など細かい部分  →  バケツやコップを使い、氷水で冷やすと良いでしょう

 

 

 

 

 

 
手首、足首など    →  氷を使ったりアイスパックを使ったり、バケツに氷水をためて行ったりします

 

 

 
 
 
 
 
腰など大きい部位     →  バケツ等では難しい場所なので、アイスパックを使ったり氷を使ったりします。

 

 

 
 
このように
状況に合わせて様々な行い方があります。
 
 
 
 
 
 
 
■注意点
 
アイシングを行うときは、とにかく 冷やしすやぎ、凍傷に気をつける必要があります。
 
せっかく体のために行うのに、行い方を間違えて肌に凍傷を起こしてしまったりすると、その後の治療に悪影響がありますので、
注意して行います。
 
 
凍傷を起こさないためには、
 
氷やアイシングパックを直接肌に当てない (タオルなどを当てて行う)
 
アイシング用のゲルパックです。冷凍庫で冷やして使用しますが
 
 
このままではなく
 
 

 

タオルで巻いて行った方が安全です。

 

 

 

 

 家庭用の製氷機で作った氷は冷たいので注意する (一度、水に通して表面を溶かす。もしくは水を少し含ませて行う)
 

 

 

このように、表面に霜が付いている状態は冷たすぎます。
 
 
 
ビニール袋に入れる時にお水も少量入れて、溶けやすくして使用します。
 
 
 
 
 
 
 
 
無理はせず、ある程度でやめる
 
人によって皮膚の強さは違いますし、
同じ人でも体調によって違います。
 
特に炎症がある時などは、皮膚の状態も敏感になっていることがあります。
 
 
 
先にも書きましたが、
 
自分が心地よい と感じれるくらいでやめる
 
という事は大切です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は怪我の処置としてのアイシングについてお伝えして参りました。
 
次回は、スポーツのケアとしてのアイシングについてお伝えしていきたいと思います
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今後も、このような形でカラダにまつわる情報を更新していきたいと思います。
 
 
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
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