『膝に水がたまる』とは。簡単な説明と当院での対処法について | 横浜鶴見 ながとも接骨院

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こんにちは

 

神奈川県横浜市鶴見区

ながとも接骨院です。

 

 

 

 

 

 

 

今回は

 
膝の症状でよく聞く
 
 
 
膝に水がたまる
 
 
という状態の説明と
 
 
 
当院で行っている対処法をお伝えしてゆきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『膝に水がたまる』
 
たまに聞く言葉だと思います。
 
 
ご高齢の方に多いイメージかもしれませんが意外と若い方でもあります。
その場合、膝のケガや使い過ぎによる負担によるものが多いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
水 といっても本当に水が溜まるわけではなく
 
 
関節液が溜まる
 
 
というのか正しい表現になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
関節の表面はツルツルの関節軟骨で構成されています。
 
 
さらにここに 関節液 というさらさらの液体が加わり
 
 
関節のスムーズな動きを実現しています。
 
 
 
 
 
なんらかの原因
 
◾️軟骨のすり減り
◾️強い負荷
 
 
などにより関節が刺激されると、関節を守るために関節液が過剰に分泌されることがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この状態を
 
 
水がたまる
 
 
と表現しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イラストの左側 正常な膝の関節の部分
 
関節包 という関節を包むふくろがかいてあります。
※水色の部分
 
 
 
 
正常な状態では
 
 
関節の動きにゆとりを持たせるために
 
関節の袋は前後に余裕があります。
 
 
 
 
 
それに対して、
 
水がたまる
 
という状態になると中央の下に描いたように、
 
袋にゆとりがある分
 
膨れるようになります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前後に膨れ上がった結果
 
多くの場合
 
患者さんの膝は前から見ると
 
こういった具合に、膝のお皿の周囲がすこしふくらんで見えます。
 
 
※水色の点線で膝のお皿の骨を描いています。
 
 
 
 
 
 
また横から見るとこのように
 
 
あたかも水の上にお皿が浮いているようになります
 
 
 
このため、膝のお皿を上から押さえると、
 
沈み込みが観察されることもあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こういった所見で
 
膝に水がたまっているかも
 
 
という事を判断してゆきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
対処法としては、先ほどの図の右側に書いたように
 
圧迫して引かす
刺激量を下げる
水を抜く
筋力強化
身体全体のバランス調整
 
 
などの方法が考えられます。
 
 
 
このうち
水を抜く
というのは、病院で行ってもらう処置ですので、当院では出来ませんので、ここではそれ以外の方法について述べてまいります。
 
 
 
 
 
 
 
圧迫して引かす
 
包帯やバンテージを使って患部を圧迫することで、体内に再吸収を促すようにします。
 
 
 
サポーターなどもいいですが
しっかりと圧迫するためには
包帯やバンテージの方が良いと考えています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
刺激量を下げる
 
膝に水がたまる といってご来院いただく方は多くの場合、なんらかの形で膝に負担をかけすぎていることが多いです。
 
 
 
カラダが許容できる負担量を超えて負担をかけているので
 
 
カラダの反応として水がたまるわけです。
 
 
 
 
 
そういった負担が、調整可能なものであれば減らすようにします。
 
 
 
 
日常生活でやってしまいがちな、膝に負担の強い動作としては
以下のようなものがあります。
※これ以外にもあります。
 

 
 
こう言った膝に負担のかかる動作を避けてゆくことも大切です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
筋力強化
 
 
膝に水がたまる
 
膝が痛い
 
 
そういう患者様の膝周りの筋力を測定すると
 
 
痛い方の足 患側
 
 
と問題ない方の足 健側
 
 
の筋力差があるケースがあります。
 
 
 
 
 
特に太ももの前側のこの部分
 
 
 
 
 
この内側の筋肉は
膝の安定性のためにとても大切
 
といわれており
 
 
しっかり鍛えてゆく必要があります。
 
 
※ほかの部分ももちろん重要です。
 
 
 
 
患者様の症状によって違いますが
 
 
 
当院ではこういった左右の筋力差を改善させるようなメニューも行ってまいります。
 
 
 
 
 
 
身体全体のバランス調整
 
カラダというのは全体で連動して動く物ですので
 
 
 
患部だけをみるのではなく
 
全体を見てゆく必要もあります。
 
 
 
特に、膝の症状には
 
腰や股関節などの体幹部から
足首まで含めた足腰全体を見てゆく必要があるケースが多いです。
 
 
 
そういった部分もしっかり対応してまいります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
患者様の症状により細かい部分に違いはありますが
 
 
 
基本的には上記のような考え方の元
 
施術を進めてまいります。
 
 
 
 
 
 
来院頻度は
 
多くの場合
一週間に一度か二度程度で効果の出るようにメニューを組んでまいります。
 
 
お仕事でなかなか通えない
 
という場合は
 
患者様に合わせてメニューを考えていきますので
 
 
お気軽にご相談ください。