神奈川県横浜市鶴見区
ながとも接骨院です。
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本日は実際の患者さんであった膝の痛みに関するケースをご紹介いたします。
※ブログでの紹介にあたり、患者様の了承を得ております。
運動をなさる男性の方で、左ひざの痛みを訴えられて来院されました。
もともと、運動後に左ひざの違和感はあったようなのですが、マラソン大会への出場を決めて、練習量を増やしたところ
痛みが強くなってきて、練習に支障があるとのことでご来院になりました。
痛みがあった場所は以下のイラストの丸の部分
この方の場合は鵞足炎(がそくえん) といって
足を動かす3つの筋肉が膝に付着する部分で
使い過ぎによる炎症を起こしているようでした。
※鵞足炎に関する情報はこちらの記事をどうぞ↓
さらに細かく症状をみてゆくと、鵞足の部分だけではなく
膝の内側の靭帯(じんたい)部分にも痛みがあります。
先ほどの図の中にも、赤く塗った部分が二か所ありますが、上の方がその靭帯の部分になります。
この靭帯は内側側副靱帯(ないそく そくふく じんたい)
と呼ばれ、膝を内側から安定させる重要な組織です。
通常、この靭帯部分に痛みがあるときというのは
捻挫で捻ったときが多いのですが
今回の患者様のケースでは
使い過ぎによりこの靭帯にも繰り返しストレスがかかり、靭帯部分にも炎症を起こしているのだと考えられました。
以上の考察をもとに施術プログラムを組ませていただきます。
①まず、痛みや炎症を抑えるために
・アイシング
・しっぷ
・包帯固定
を行います。
また、痛みが出る動作はなるべく控えていただきます。
この方の場合、
〇正座などの屈曲動作(膝を深く曲げる動作)はあまり痛くない
〇足に外側に開く力が加わった時や、足首を外に曲げた状態でひざの関節を屈伸すると痛い
〇階段の下りが痛い
ということでしたので、それらの痛い動きを、生活からなるべく排除していただくようにします。
正座のような膝を深く曲げる動きは、あまり痛みがないようでしたが、通常、膝の痛みがある場合、深く曲げると負担がかかるケースが多いため、念のためそのような動作も避けていただきます。
②同時に、股関節・体幹部のストレッチを行い、柔軟性を獲得してゆきます。
③痛みが取れたら
今度は走る時、歩く時のアライメントをチェックしてゆきます。
(この方の場合、安静を保って4日ほどで痛みがかなり軽減されました)
ひざの内側が使いすぎで痛くなる方の場合、足首や、股関節も含めた足全体のバランスを見てゆく必要があります。
上のイラストのように、つま先を外側に回すような足のつき方をしている場合、それに連動して、膝の内側にストレスがかかります。
今回の方も、チェックさせていただくと、ややそのような傾向がございます。
トレーニングでそう言ったアンバランスを訂正してゆきます。
また運動復帰にあたっては テーピングで足の角度を微調整して、復帰していただきました。
上記の施術メニューをご説明して、行っていただいたところ
週に2回、1ヶ月半の通院で足の痛みはほぼなくなり、後は継続的なケアをさせていただいております。
このように当院では、体全体のバランスを見つつ施術をしています。
もし、鶴見近辺でお身体のケアをお望みの場合、ぜひご相談ください。
※施術の内容や通院日数はあくまでもその方のケースです。
人によって内容は異なりますので、参考程度にお読みください。
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当院の感染症対策について
①スタッフ健康管理
●不織布マスク着用
●フェイスシールド着用(対面施術時)
●勤務前検温
●治療・作業ごとの手指洗浄・消毒の慣行
②3密回避
●常時外気の取り入れ
●ツイッターによる混雑状況の発信
→https://twitter.com/nagatomosekkotu
●予約優先制の導入(土曜日のみ)
③院内消毒
●ベッドはじめ治療機器の毎回アルコール消毒
●その他、患者様・スタッフが触れる可能性のある個所は全てこまめにアルコール消毒
●受付時にすべての患者様にアルコール系消毒剤による手指消毒をお願い
当院では、患者さまに少しでも安心して施術をお受けいただけるよう、上記ガイドラインを守り診療してゆきます。
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料金や診療内容などは、ながとも接骨院のホームページでご確認くださいませ