横浜鶴見の治療院
ながとも接骨院の 長友芳之 です
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歩いたり、走ったりしていて足の裏の先端部分痛いときの対処法・治療プログラムの一例について書きます。
ランニングをされる患者さまで、ランニング中、10キロを過ぎたあたりから以下の図の○のあたりに痛みが出てくる
とのことでご相談を受けました。
※ブログでの紹介にあたり患者様の同意を得ています。
このあたりが痛くなってくる場合
考えられるのは
足の裏のアーチがしっかりしていないために、本来負荷のかからないところに負荷がかかって痛みが発生している
というケースです。
足のアーチとは
足を守るためにあるクッション機能のことで、以下のように三つのアーチがあると言われています。
アーチを構成する組織には
骨
関節
靭帯
筋肉
などがあります。
前述のようにアーチが低下している方は多くの場合
アーチを支える筋肉が十分でなく、運動時に落ち込んできていることが考えられます。
冒頭の患者様のお話であったのが
『運動開始直後は大丈夫だけれども、1時間くらいすると痛くなってくる』
というものでした。
この場合は
アーチを支える筋肉が運動により疲労して
だんだん使えなくなってきたことにより、痛みが発生していると考えられます。
●運動中に痛くなってきたときの応急処置としては、指でしっかりと地面をキャッチするように心がけるとよいです。
●また、クッション性の良い靴に変えていただいたり、
インソールを変更してもらったりすることも効果があります。
●根本的な解決のためには
アーチを構成する筋肉をしっかりと鍛えてゆく必要があります。
当院ではさまざまな方法でトレーニングをお伝えしています。
一部分をご紹介します。
●チューブを使い、足の指を曲げるトレーニングを行います。
注意:以下のトレーニングは人によっては足の裏の筋肉がつってしまう事があります。少しでも違和感を感じるときは即座に中止してください。
院では、このトレーニング単体で行う事はなく、他の電気治療や手技治療と並行して行い、なるべく安全に行うようにしています。
こういったゴムチューブを使います。
写真のゴムチューブは100円均一ショップで購入したものです。
チューブの両端をもって、中間部に足趾を引っかけます。
この状態からスタートです。
その状態からゆっくり5秒間かけて足趾をつかんでゆきます。
以下の形が一番最後までつかんだところになります。
そして、5秒かけて元の状態に戻してゆきます。
この戻す時に、なるべくゆっくりとコントロールしながら戻すのがポイントです。
足の裏の筋肉がうまく使えていない人は、戻す時にゆっくり戻すことが出来ず、パッと戻っしまいます。
この一連の動作を10回ほど行います。
また、このトレーニングは写真の様に四本指で行うほうが良いです。
親指はしっかり使えている方が多く、他の四本指に問題があるケースが多いためです。
また、四本指の中でも、とくに薬指と小指が弱くなっている方が多いので、そこを重点的に鍛えてくこともあります。
これを運動前に行ったりすると、効果的です。
先程の患者様は、日常的にこのトレーニングを行ってもらう事で、その後は足の痛みを訴えることはほとんどなくなりました。
当院では、このような痛み、お怪我の施術を多く行っております。
お身体の悩みがある方はお早めにご相談ください。
※上記トレーニングの実施にあたっては自己責任のもとお願いいたします。
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当院の新型コロナウイルス感染症対策について
①スタッフ健康管理
●マスク着用
●フェイスシールド着用
●勤務前検温
●治療・作業ごとの手指洗浄・消毒の慣行
②3密回避
●常時外気の取り入れ
●ツイッターによる混雑状況の発信
→https://twitter.com/nagatomosekkotu
●予約優先制の導入(土曜日のみ)
③院内消毒
●ベッドはじめ治療機器の毎回アルコール消毒
●その他、患者様・スタッフが触れる可能性のある個所は全てこまめにアルコール消毒
●受付時にすべての患者様にアルコール系消毒剤による手指消毒をお願い
当院では、患者さまに少しでも安心して施術をお受けいただけるよう、上記ガイドラインを守り診療してゆきます。
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料金や診療内容などは、ながとも接骨院のホームページでご確認くださいませ