こんにちは
横浜鶴見の治療院
ながとも接骨院の 長友芳之 です。
今日は股関節の外側の痛みに関して、筋肉の構造から一例をご紹介いたします。
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足のこのあたり
骨盤の横、股関節の外側から、太ももの外側にかけて痛みがある場合
筋肉や腱の硬さが強くなりすぎていることがあります。
図の中で緑色に示した部分は
腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)
と言って、
腸骨(ちょうこつ:骨盤の骨) と 脛骨(けいこつ:足の骨)
をつなぐ靭帯です。
この靭帯ですが
大きな筋肉が2つくっついています。
1つ目
↗
前側についている筋肉は
大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
骨盤の前から腸脛靭帯に向かってくっついている筋肉です。
2つ目
↗後ろ側についている筋肉は
大殿筋(だいでんきん)
骨盤の後ろ側から、大腿骨という太ももの骨に向かってついている筋肉ですが、
一部の筋繊維は大腿骨ではなく、腸脛靭帯に入り込んでいます。
これら二つの筋肉が先ほどの腸脛靭帯の中に入り込んでいる為に、その筋肉が使い過ぎや疲労で硬くなると
靭帯もいっしょに引っ張られて、硬くなるのです。
結果として、歩く際などに骨の出っ張っているところにこすれるような形になり、、
↓
痛みが発生する
と考えられています。
俗にいう
ランナー膝、とか、ランナー股
という症状はこの症状の事です。
ただ、ランナーの方だけに起こるわけではなく
自転車に多く乗られる方
や
立ち仕事の方
などでもこの症状の患者様がみえることがあります。
あとは、片方の足に捻挫や肉離れなどを起したことのある場合などは、
ケガが治った後でも、無意識に身体の使い方のバランスが偏っていたりして、
片方の足に負荷がかかって出てくることもあります。
治療としては
痛みの状況に応じて温熱療法やアイシングを行い、先ずは痛みが少しでも楽になるようにします。
その後、腸脛靭帯の部分が良く動くように手技を行ったり
先ほど挙げた二つの筋肉。
これらの筋肉をしっかりともみほぐして、柔らかくするような治療を行います。
対策としては
周囲のこまめなストレッチが大切です。
また、ストレッチの他にも、マッサージや筋膜リリースなどで周囲の組織を柔らかくしておくことが大切になります。
また、ここの部分に問題を発生する方というのは
多くの場合
太ももの前側の筋肉やふくらはぎなどにも硬さがあることが多いので
患部だけを見るのではなく、周囲の筋力や、筋の柔軟性なども広く見てゆくことが大切になります。
当院では
治療から日常のケアまでしっかりとお伝えいたします。
是非ご相談くださいね
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当院の新型コロナウイルス感染症対策について
当院では感染症対策を3つの項目を意識して行っております。
①スタッフ側の管理
●マスク着用
●対面施術時のフェイスシールド着用
●勤務前検温
●治療・会計作業ごとの手指洗浄・消毒の慣行
②3密状態回避の為
●換気の徹底(常時外気の取り入れ)
●ツイッターによる混雑状況の発信
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③接触感染対策
●ベッド・リハビリ器具の毎回アルコール消毒
●ボールペン、ドアノブ、手すりの毎回アルコール消毒
●その他、患者様・スタッフが触れる可能性のある個所は全てこまめにアルコール消毒
●受付時にすべての患者様にアルコール系消毒剤による手指消毒をお願い
7月後半の現在、コロナウイルス感染症の再拡大が報道されており、皆様ご不安の事と思います。
当院では、患者さまに少しでも安心して施術をお受けいただけるよう、上記ガイドラインを守り診療してゆきます。
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