こんにちは
ながとも接骨院の 長友芳之 です
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前回、ばね指に関してお伝えしました。
手をよく使う方に多い症状です。
原因としては、指を曲げる筋肉の使い過ぎが挙げられますので
予防は、使って疲労した筋肉、腱をしっかりとケアしてあげる事が大切です。
指を曲げる筋肉はいろいろな種類がありますが、大きく分けて、前腕の部分から入ってくる筋肉と、手の平から始まって指につく筋肉の二種類です。
ばね指 で問題になるのはこのうち前者の前腕から入ってくる筋肉です。
図のような形でついています。
深指屈筋 と 浅指屈筋 です。
面白い構造なのが、指の骨につく部分
この筋肉の腱、一本の腱の様に見えますが、よく見てみると、重なっていて、指の途中で下から深い筋肉が出てくる形になっています。
オレンジ色で書いた浅指屈筋の下から、濃いピンク色で書いた深指屈筋が出てくる形になっています。
この構造により
深指屈筋は手の第一関節 (専門的にはDIP関節といいます)を曲げる作用
浅指屈筋は手の第二関節(PIP関節)を曲げる作用
があります。
実際に使う際は、どちらかだけというわけでなく、両方の筋肉が共同して作用します。
ばね指の原因となる部分は青い○を付けた部分
前回の記事で説明したA1プーリーの部分が多いです。
この部分では、腱はまだわかれておらず、一本の腱に見えます。
という事でケアするには、両方の筋肉をケアしてゆくと良いでしょう。
ストレッチの方法は以下の様になります。
片方の手で、手のひらをつかみ、身体の方に引き付けるようにして伸ばします。
深指屈筋のストレッチは
指の先端まで伸ばす
浅指屈筋のストレッチは
指の第二関節までロックして伸ばす。一番先端の関節はフリーにしておきます。
このように、ただのばすだけでなく、それぞれの筋肉を意識してあげると、よりしっかりとケアできます。
また、前腕部のこのあたり、これらの筋肉を直接触ることが出来ます。
反対側の手のひらで、やさしくもみほぐしてあげるとよいでしょう。
※ストレッチ・マッサージは状況により、刺激により症状が悪化することもあります。
すでに痛みがある人、不安な方は、必ず診察を受けたうえで行い下さい。
当院では、このように患部の症状に合わせたストレッチ、ケアのご指導も行っております。
お気軽にご相談くださいね
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