節約アプリチラシアプリDM | 億の細道

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1億円をようやく突破してきました。


果報は寝て待てというけれども、どうですかね?

今や、国民の半分以上が持つスマートフォンに、節約や家事の手伝いをしてくれる、便利な無料アプリが、次々と登場しています。主婦に役立つ情報は、どうやって発信されているのか、その裏側も取材しました。

東京・文京区に住む太田瑞穂さんは、食費を節約できる便利なアプリを使って、毎日、買い物をしている。
特売の国産豚バラ肉を購入すると、太田さんは、すぐさま別の店へ移動。
的確に、特売品を見つけ出していった。
いったい、どんなアプリを活用しているのか。
太田さんは「スマートフォンのチラシアプリで、特売情報が全部載っているので、これでチェックしています」と話した。
太田さんが活用しているのは、無料のチラシアプリ。
関東のスーパーやドラッグストアなど、およそ8,000店舗の最新チラシ情報を見ることができる。
太田さんは「今までは、行ったり来たりして、こっち安かったから、また戻ろうなんて、戻ってたんですけど。これを見るようになってからは、効率よく買い物ができるようになりました」と語った。
アプリに近所の店を登録しておけば、どこが一番キャベツが安いかなど比較できるため、必要な商品ごとに店を探し回らなくても、お買い得商品が買える。
太田さんは、「アプリを使うようになって、5,000円ぐらいは節約できていると思います」と話した。
膨大な店舗数の最新特売情報を、どうやってアプリにしているのか。
東京・渋谷区の「チラシル・データ入力センター」を訪ねた。
ディー・エヌ・エー チラシル担当の北村 淳グループマネジャーは、「毎日、関東地方のスーパーやドラッグストア、8,000店ぐらいなんですけれども。情報を毎日なんとか集めてですね、朝、毎日チラシを見ながら、1個1個情報を選別しながら、(手作業で)入力をしていって、夕方に、皆様がお買い物に行かれる時間までには、毎日、地道にデータを入力して、アップをしているということをやっております」と語った。
スタッフのほとんどが、主婦ということだが、今では、このチラシアプリを、毎日およそ10万人が利用しているという。
活用できる家計の節約アプリは、まだまだあるという。
消費生活アドバイザーの丸山晴美さんは、「わたしがお勧めしているのは、この冷蔵庫管理アプリです」と話した。
買ってきた食材のデータを入力するだけで、賞味期限を確認できるほか、レシピを検索できる機能もある。
また、面倒な家計簿をつける手間も省いてくれる、便利なアプリもある。
家計簿アプリ「Zaim」は、レシートをスマホのカメラで撮るだけで、商品名や値段を家計簿に変換。
簡単・便利とあって、350万人以上が利用しているという。
消費生活アドバイザーの丸山晴美さんは「スマートフォン自体は、結構、肌身離さず持っているものですので、そういったところでも管理がしやすくて、無駄が省けると思います」と話した。

消費生活アドバイザーの丸山さんは、実際に家計の10%ほどが節約できているという。
家計簿を習慣づけるには、アプリは、力強い味方になってくれるかもしれない。
一方、個人情報を入力するような無料アプリには、悪質なものもあるため、安全な会社かどうか確認するなど、自己防衛も必要となる。