今日も教育センターへ。
今日は議会質問のレクの為ですが、最近は教育センターに行くことが本当に多くなったように思います。
もともと教育問題は議員としてのライフワークではありましたが、コロナ禍となり、より一層政治としての役割責任が重くなり、そして教育行政に求められることが多くなりました。
かつては教育委員会とは"対立"することが多かったが近年は極めて良好な関係が築けています。
ひとつには教育長をはじめ教育振興部長、学校教育課長、総務課長と良好な人間関係と信頼関係が築けていることと、かつては政治を始め外部の声に頑なだった姿勢から最近では"聞く耳"を持ってくれるなど"対話"と"協調"がきちんと行えているからだと思います。
実際にこの6月議会でも3月議会で早急に対応を求めた就学援助児童への家庭での通信環境を整備する為に"Wi-Fiルーター"を支給(貸与)する予算が早速計上されていますし、実際に学校現場でオンライン授業や支援などの試行など進めてくれています。
話は変わってしまいますが、今は新型コロナワクチン接種で国が定める優先接種(基礎疾患有する方、福祉施設従事者)の以外に、市独自の優先接種として、小中学校の先生、幼稚園保育園の保育士さんを優先接種の対象にすることを求めています。
今の感染力が強いと言われる変異株に置き換わる中、日常的に多くの子どもたとの接していることからも感染リスクが高く、まずは子どもたちと働かれる教職員や保育士とそのご家族の命と健康を守る為に、そして休校・休園などが起きないよう、子どもたちの学びや保育環境を守る為、社会機能を維持する為にも私は優先接種が必要だと思っています。
今は自治体の裁量、判断で優先接種を決められます。
これは教育委員会が決めることでも、また接種を担当する健康推進課が決めることでもなく、政治、つまり市長が政治判断するべきことです。
昨日の議会質問でもそのことをそのことを求めましたが、否定まではしないまでも、現状では考えていない旨の答弁でした。
ワクチンや接種体制が確保がなされていない局面ならば、細かい優先度の議論は必要かもしれませんが、今は局面が全く違いワクチン確保も接種体制も充分あり、むしろ集団接種では9000体制中、約4000空きがある中で、市内の教職員約1000名、保育士等約1500名が優先接種となっても大きな問題もなく、また、市民からも不満が出ることはないかと思いっています。
今はむしろ市として必要な人に積極的に効率的に接種していくべきです。
現実、学校の先生も、幼稚園保育園の保育士の皆さんも感染リスクが高く不安がある中で、子どもたちや自分や家族を感染から守り、教育や保育環境を守るというギリギリの責任感や緊張感の中でこの1年間も必死にがんばってくれていました。
感染拡大防止とともにこうした姿勢や気持ちに敬意と誠意を示すべきです。
昨日の議会でも申し上げました。
優先接種は、単なる医学的、化学的な優先度ではなく、コロナ禍の今、社会として、誰を守り、誰に感謝し、誰を大切にする社会にするかだと思います。
ここでは取り上げていませんが、それは私の優先接種の拘りのひとつでもあります、「身体障害者」を優先接種の対象にすることも同じです。(現状、安城市では精神障害者と知的障害者は優先接種の対象ですが、身体障害者は対象になっていません)
ワクチン接種の担当現場も、そして学校も幼稚園保育園もみなさんがんばってくれています。
市長の政治判断を求めたいと思います。