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中小企業の知的資産経営と災害対策・BCP

強みを見える化して活かす「知的資産経営」と、災害対策やBCP策定をご支援しています。

 

トラック運送業のための価格転嫁交渉のポイント

 

東京商工会議所本部で先日収録した「トラック運送業のための価格転嫁交渉のポイント」が、オンデマンドセミナーとして、6月30日まで配信されています。

トラック運送業は、価格転嫁率が20.6%と最も進んでいない業種です。元請企業や荷主企業との転嫁交渉に、少しでもお役に立てれば、この業界で勉強させていただいた中小企業診断士としてうれしいかぎりです。

 

 

 

 

 

 

 

小規模事業者の災害対策

 

BCPガイドブック

 東京商工会議所江東支部と一緒に、小規模事業者向けのBCPガイドブックを作成しました。江東区内の架空の家族経営のパン屋さんを舞台に、小規模事業者が災害にどう備えるかを、家族3人とアルバイト2人の会話形式で話し合っていく内容です。

 小規模事業者は、自宅と事業所が同じ場所あるいはとても近い、いわゆる「職住近接」の場合が多いです。これを利用して、家庭と職場を一体として災害対策に取り組めば、有効な取り組みが簡単にできます。

 

富士山噴火BCPセミナーを行います。

11月9日 東京商工会議所江東支部主催のZOOMオンラインセミナーです。

 

300年以上噴火していない富士山の噴火の可能性が高まっています。富士山が噴火すると、火口に近い自治体への噴出物被害だけでなく、東京、神奈川、千葉、埼玉に2cm〜30cmの火山灰が降灰することが指摘されています。この降灰により、首都圏の社会活動、経済活動には甚大な被害が及ぶことが想定されます。

大地震とも大規模水害とも異なる富士山噴火災害。本セミナーでは想定される令和噴火の実相とBCPへの取り組み方についてお話しいたします。

 

案内・お申し込みはこちら

 

<富士山噴火 降灰ハザードマップ>

小さな会社・事業者のための葛飾区風水害BCPワークブックができあがりました!

台風など風水害の直前対策を学びながら書き込んでいくことで、簡易版BCPが出来上がるものです。

最終ページがA3折り込みになっています。ミシン目で切り離して社内に張り出すことがおすすめです。

ハザードマップの部分以外は地域に関係ない内容ですので、葛飾区以外の地域でも使えます。

東京商工会議所葛飾支部と、葛飾区、区内中小企業2社といっしょに作成しました。

東京商工会議所葛飾支部で冊子が置かれています。またここからダウンロードもできます。

 

地元川崎市の地域連携による事業継続計画策定支援事業で、12月13日と1月17日の2回に渡り研修会を行いました。内容は、風水害が近づいている時の対策タイムラインの策定です。

 

川崎市は2019年台風19号で、内水氾濫が5ヶ所で発生し大きな被害が出ました。いずれも多摩川の水位が著しく上昇したことで、排水樋管※から多摩川に排水ができず、低地が氾濫したものです。

(※排水樋管:堤防の中を横断して川に下水を排出する水路)

特に中小企業が集まっている中原区宮内周辺は、最大推進1.0mとなり、多くの企業の1階が水没しました。

 

私の講師紹介のところに、

長島 孝善 氏 知的資産経営研究所 代表(中原区)、中小企業診断士

と、中原区と入っているのが、地元感あって気に入りました。