令和5年6月23日、長崎市議会、議会質問初日、
新装なった議事堂でまさに峻厳なる重々しい雰囲気の中で
スタートするものと思っておったが、
某会派代表、市長の前に至るや深々と頭を下げ大ニコニコで、
まさに手でもとらんばかりのご挨拶。
市長もそれに応じ大ニコニコの対応。
統一地方選後の初議会、ましてや市長は初答弁の日。
お互いのファンクラブはそれを良しとするやも知れぬが、
市民の大半はそれを良しとはしなかったと思う。
不肖私は「なれ合い議会」のスタートとなりはせぬかと
心配したものである。
議員各位はそれぞれの地域、団体の代表である。
市長の施政方針を市民の代表として質し、さらに正す。
市の行く末は市長、議員のソーケンにかかっているのである。
そこに笑顔は必要とすべきではありません。
私はそう思います。
議場は戦場。
新しい議事堂に重々しい、議会の歴史を刻み込んで下さい。