先頃、地元紙に於いて2007年7月に発生した、
某新聞女性記者に対する、
当時の長崎市原爆被爆対策部長の、
性暴力に関する件の報道がなされていた。
本件は私が現職市議の時に発生したものであり、
32年間の議員生活の中で特に強烈な印象として記憶している。
女性側弁護士は、年内にも長崎地裁判決が
出る見通しであるとコメントしておる様であるが、
勿論、女性側勝訴という予測であろう。
私は、どちらに非があるとはあえて言わぬ。
しかし、深夜に部長の情報を求めて連絡を取り、
本人の車に部長を乗せ、問題の場所へ同行、
いかに情報収集とは言え、いかがなものであろうか…
しかも、部長には妻がいた。妻の心境やいかに ── 。
部長は本件解決に自死という選択をした。
法を司る者、いかなる裁量を下すべきか ── 。