第27回 腰痛改善緩和のツボ その4
足ツボ健康塾 赤坂欣哉
その4 座り仕事の人に現れやすい腰痛
長く座った状態が続くことによって腰痛が起こる原因の一つに、坐骨神経が考えられます。
椅子に長時間座る事でお尻に上半身の体重がかかり、腰から下に伸びている神経を圧迫、それを長期に渡って継続されることで慢性的な腰痛や坐骨神経痛を起こす原因だと考えられます。
今までの経験上、腰痛があると言う人は最初の質問で「座り仕事をされているんでか?例えばデスクワーク、長距離運転、タクシードライバーさんなど」と訊くと、「はい」と答えた人のほとんどは坐骨神経のツボを押すと、「痛い!」と激痛が現れます。
そして次に「脚の外側に痺れはありませんか?」と訊くと、腰痛の度合いの軽い人は、この痛みはまだ現れていませんが、度合いの重い人は脚の外側が痺れ、さらにひどい人は足のつま先まで痺れて、長時間の歩行が困難な人もいました。
このように、座り仕事の腰痛持ちの人は、将来的に坐骨神経痛が現れる可能性も高いのです。
しかし坐骨神経が原因である場合の腰痛、坐骨神経痛は、足ツボ的には比較的改善緩和がされやすいです。ただし、成果には個人差があることはご理解ください。
押すツボは写真の太い黒い楕円の所(両足)、太ももの黒い中央線から内側、膝から指4本分(手の絵を描いている所)にあります。ここを右手をグーにして、中指と薬指の第二関節を突き出した黒い2点で強く押し当て右に10回、左に10回まわして下さい。坐骨神経が原因の腰痛持ちの人は激痛が現れると思います。2〜3日から1週間押し続けたら楽になると思います。
ただし、体調の悪い時や妊婦さん、腎臓透析をされている方はツボ押しはしないで下さい。
あと、TikTokも始めました。TikTokは1〜3分の動画で、最小限のやり方を載せています。今までに27本の動画を投稿。「第23回 腰痛改善緩和のツボ その4 座り仕事の腰痛」で投稿しています。下記のTikTokを少し長押し、「リンクを開く」をタップしてもらえれば動画が見られます。
