第6回 前立腺癌早期発見可能なツボ
足ツボ健康塾 赤坂欣哉
私はその男性が前立腺癌とは知りませんでした。そして前立腺のツボを押すと激痛が現れたので、私は「あれ?夜中に2〜3回トイレに行きますか?」と訊くと、「2〜3回は行く」と言うのです。それで私は「それなら前立腺肥大症か、癌が隠れているかもしれないです」と言うと、男性は「いま前立腺癌の治療をしている」と言うのです。私は「前立腺癌?やっぱり!」と、そのツボのトラブルが当たりました。
夜中に2〜3回トイレに行き、このツボを押して相当痛ければ、前立腺肥大症か癌の疑いが高いのです。そして身内や親戚に前立腺癌の人がいれば、より危険性が高いです。前立腺癌は、遺伝の影響が強いそうなので、心当たりのある人は是非、前立腺癌の検査をお勧めします。
また、検査でその時は陰性だったとしても安全とは言えません。もし癌が発生していても確認できるまでは4〜5年かかるので、その期間の経過観察も必要です、と説明しています(その男性は治療しているという事なので、それ以上の話しはしませんでした)。
しかし5年前に別の知り合いの男性の足ツボを診てあげた時も同じようなことがあり、それで「前立腺肥大症か癌の疑いがあるので、ぜひ検査に行って下さい」と勧めました。男性は癌の家系だったので心配になり検診に行ってくれました。すると前立腺癌の腫瘍マーカー(それぞれの癌と判る物質)が数値内で問題ない、との報告でした。でも4年後の検査で、癌と疑われる数値(4以上)が7になっていたのです。
男性は私のアドバイスが頭の隅に引っかかっていて、それで毎年自治体が行う特定検診で、追加料金を払って前立腺癌の検査を受けてくれていて、だから早期発見ができたのだと思います。そして3ヶ月間の放射線治療で0.06まで下がり、医師から「もう大丈夫でしょう」と言ってもらったそうです。
夜中に2回以上トイレに行き、身内、自分の親戚に前立腺癌のいる方は、ぜひこのツボを押してみて下さい。痛ければ早期発見に繋がるかもしれません(この男性は、私の話しを聞いていなければ検診には行っていないと思う、と言ってくれました)。
関係する足ツボは、写真のアキレス腱の内側(男性は前立腺、女性は子宮)の黒い印しのツボ(両足)です。このツボの押し方は、写真のように棒の太い方で、斜め上30度の角度からエグるように、掻き出すように20回押して下さい。
そして、体調の悪い時や妊婦さん、腎臓透析をされている方はツボ押しはしないで下さい。
このツボの正しい押し方は、下記のTikTokを少し長押し、右上赤い「アプリを開く」をタップ。「上から3段目の左「前立腺癌・子宮癌早期発見可能なツボ」の動画に載せています。
TikTokをお持ちでない方は、Facebookでもみれます。「赤坂欣哉」(アカサカキンヤ)を検索してもらえれば、動画が見れます。
