果てしない丘を越えて  心にしみる旅 3 | nagarenotokiのブログ

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四季折々、自然の姿に感じること

https://www.youtube.com/watch?v=VmASGKfsodw

 

宗谷岬を後に 再びバスに乗る

そこで 航空機モードにしていたスマホを

もとに戻そうとしていたら 

画面が開かなくなって 四苦八苦していたさなか

ふと 外を見ると

美しい緑の丘が連なっている

そこは 宗谷丘陵

スマホに写せなかったのが 残念だった

 

そして到着したのは

開基百年記念塔である

昭和53年に建設された 地上80m

海抜250mの塔である

 

 

建設されて40年以上

近くで見ると 老朽化しているのがわかる

展望室からは 天気の良い日には

利尻島 礼文島 樺太までを

見渡せると言うが あいにくの曇り空

せめて 下界の眺めを楽しんだ

 

 

百年記念塔の1階2階部分は

稚内市北方記念館となっていて

稚内 樺太などの郷土資料

間宮林蔵の足跡をたどる展示

アイヌ民族に関する資料の展示があった

 

 

百年記念塔から少し下っていくと

さまざまなモニュメントが設置されている場所があった

その中でも 特に有名なのが「氷雪の門」

 

 

樺太で亡くなった人々を慰霊するために

1963年に建てられたモニュメントである

8mの門の向こうには 好天ならば

樺太の大地を 望むことが出来る

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/氷雪の門

 

歴史の一時期 日本の領土だった樺太

そこにある 深い悲しみに

心を馳せた ひとときだった