https://www.youtube.com/watch?v=ja6vHTIxt4E
ちょうど1年前の3月10日
我が家の愛犬ポポは
天国へと 旅立った
享年13歳
犬としては 長生きだったと思う
けれど 愛するものとの別れは
悲しく つらい
(ポポの幼少期)
(ポポと同じ日にやって来たタマと
タマは一昨年 姿を消す)
亡くなる2年前から 心臓を悪くし
獣医には いつ死んでも
おかしくないと 言われていた
3月に入って もう別れが近いと感じていた
そして 私が風呂から上がるのを
待っていたように 最後は
私の腕の中で 息を引き取った
家族3人 みな泣いた
次の日 孫娘2人が来て
折り紙や花で ポポの死出の旅路を
飾ってくれる
我が家に来ると 真っ先に
「ポポ!」と言って 赤ちゃんの頃から
ポポと仲良くしてくれた2人である
そして 夫と私は
ペットメモリアルへ ポポを連れて行った
ポポが焼かれている間
待合室のテレビでは 東日本大震災の追悼式典が
映し出されていた
あまりにも 多くの犠牲者の命
そして 悲しみの深さ
犬1匹の死でさえ 私たちは
こんなにも 悲しい
震災の犠牲者と ポポとの別れに
再び涙が あふれ出る
その後 姿を変えたポポの骨壺を抱いて
大山の麓にある 梅林を訪れた
美しい春の夕暮れだった
満開の梅の花々の下を
ポポも 透明な姿となって
元気に 駆け回っていたことだろう
あれからちょうど 1年
ポポ 私たちの所に 来てくれてありがとう
またいつか
会いたいね ポポ
(まだ土に還せないでいるポポのお骨)