https://www.youtube.com/watch?v=WtTPARSActY
庭園には 梅の花が
最後の輝きを 放っていた
その足下には 水仙の蕾
牡丹も新芽を 高く伸ばす
この頃 加納佳世子名誉館長の著書
「画家として 平和を希う人として」という
加納莞蕾についての本を読んだ
私の住む地に
こんなにも強く 平和を願い
偉大な働きをした人がいる
その事を 夫にも知らせたい
そんな思いを一杯にしての 再訪だった
http://ameblo.jp/nagarenotoki/entry-12251546883.html
そこで 加納佳代子名誉館長との
貴重なひとときを持つ事となった
加納佳世子名誉館長は
私が心酔している 加納莞蕾の四女
長らく小学校教師をされた後
加納美術館館長に就任された
父莞蕾の 熱い想いを受け継ぎ
平和への灯し火を掲げて
前進し続ける人である
常に 人や社会のために
心身を使い 持てる力で
精一杯の 活動をされている
今回 名誉館長とお会いし
お話を伺う中で
また 昼時になれば
美術館横のレストランで
かいがいしく 働かれる姿を見て
どんな仕事も 手抜きせず
真心を込めて 尽くされる姿勢を見た
私はそこに 人としての美しさを感じた
わずかな時間のうちに
この美しい人を 師のように感じ
慕い倣おう という気持ちが
私の中に 芽生えていた
そして 気づいた事がある
平和への道は
日常のどこでも 表現出来るのだと
人への ちょっとした気配り
一言の言葉を かける事
一輪の花を 生ける事さえも
人の心をなごませ
愛を生む
平和をもたらす一歩なのだ
私も平和を願う者として
まず 自分の心を平和にし
ささやかではあっても
小さな平和の種を 播いて行く
そんな毎日を送りたい
美術館横の川辺の桜
開花も間近である
加納佳世子著「画家として 平和を希う人として」~加納辰夫(莞蕾)の平和思想~ メディアイランド発行




