美しい人を見た  再びの加納美術館にて | nagarenotokiのブログ

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四季折々、自然の姿に感じること

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庭園には 梅の花が 

最後の輝きを 放っていた

その足下には 水仙の蕾

牡丹も新芽を 高く伸ばす

 


先日 再び
夫と加納美術館へ行った

この頃 加納佳世子名誉館長の著書

「画家として 平和を希う人として」という

加納莞蕾についての本を読んだ

私の住む地に

こんなにも強く 平和を願い

偉大な働きをした人がいる

その事を 夫にも知らせたい

そんな思いを一杯にしての 再訪だった 

 

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そこで 加納佳代子名誉館長との

貴重なひとときを持つ事となった

加納佳世子名誉館長は 

私が心酔している 加納莞蕾の四女

長らく小学校教師をされた後
加納美術館館長に就任された
父莞蕾の 熱い想いを受け継ぎ
平和への灯し火を掲げて  

前進し続ける人である

常に 人や社会のために

心身を使い 持てる力で

精一杯の 活動をされている

 

今回 名誉館長とお会いし

お話を伺う中で

また 昼時になれば

美術館横のレストランで

かいがいしく 働かれる姿を見て

どんな仕事も 手抜きせず

真心を込めて 尽くされる姿勢を見た

私はそこに 人としての美しさを感じた

わずかな時間のうちに 

この美しい人を 師のように感じ

慕い倣おう という気持ちが 

私の中に 芽生えていた 

そして 気づいた事がある
平和への道は
日常のどこでも 表現出来るのだと
人への ちょっとした気配り
一言の言葉を かける事
一輪の花を 生ける事さえも
人の心をなごませ
愛を生む
平和をもたらす一歩なのだ

私も平和を願う者として
まず 自分の心を平和にし

ささやかではあっても

小さな平和の種を 播いて行く
そんな毎日を送りたい

 

 

美術館横の川辺の桜

開花も間近である

 

 

加納佳世子著「画家として 平和を希う人として」~加納辰夫(莞蕾)の平和思想~  メディアイランド発行