人類の過失の前に   オバマ大統領ヒロシマ訪問に寄せて | nagarenotokiのブログ

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四季折々、自然の姿に感じること


「71年前の 雲ひとつない明るい朝
空から死が舞い降り 世界は変わった」

原子爆弾は この世に地獄をもたらした
生きとし生けるものたちの 命を奪い
選ばれた地ヒロシマナガサキは
焼け野原となった
悲しい現実は 今に続いている

あまりにも残酷な大量殺人兵器を
造った国 使用した国アメリカ
アメリカが悪い
そんな愚かな事を思っている人は
ほとんどいないだろう

 


それは 人類の過失
人より上に立って 良い思いをしよう
そのためには 誰かを陥れ
不幸にしてもかまわない
人間の罪深さが膨らむと
果ては「戦争」という大惨事にまで発展していく
競って軍拡をし 核兵器開発にしのぎを削る

まだまだ 人類は発展途上
まだまだ 殺戮の連鎖は終わる気配もない

そんな中 オバマ大統領のヒロシマ訪問は
世界に大きな希望をもたらした
ヒロシマの人々だけではない
世界の人々が 平和への
力強い歩みを 歴史に刻んだアメリカ大統領を
賞賛し 拍手を送った
世界の人々の意識を変えた

人類は 国と国に分かれるのではなく
ひとつになっていかなくては
少しずつでも 他人を思いやり
助け合う気持ちを育てていきたい
憎しみを 理解に変えること
わかり合うこと
人間には それが出来ると信じる
それが平和への 小さな歩みになるのではないだろうか 


オバマ大統領の勇気ある平和への一歩に
心より敬意と感謝を送ります。
2016年5月27日 ヒロシマで生まれた感動の風は
世界へと 旅に出ました。
世界各地に奇跡を起こすために。 


 


添付曲「青い地球は誰のもの」作曲 冨田勲