私の持っている 目に見えない砂時計
その上の部分の砂は
すでに半分以上が 下に落ちてしまった
軽くなりつつある 人生と言う砂時計
砂がさらさらと落ちて行く音に
静かに 耳を澄ましながら
私自身も もっと軽く生きなければと思う

一言で言えば シンプルライフ
余分なものは 持たず
これまで以上に 質素に
自然の流れに逆らわずに生きること
自然と共にあること
何気ないこと 小さなことを
大切にしていくこと

この間 図書館で
私の思いに一致する本と出会った
その本の著者に まるで別れ別れになっていた
双子の姉妹に再会したような
そんな親しさを感じた
なぜなら その本のタイトルは
「しんぷるらいふ」であり
どこを読んでも うれしくなるくらい
共感の念を抱いたのだった
その本に書かれている
しんぷるらいふの十か条
一 自然を好きになること
二 似ているもの探しを得意にすること
三 昔ながらのものを大事にすること
四 手を動かすこと
五 収納についてよく考えること
六 少しの材料で料理ができること
七 ゴミ箱を小さくすること
八 小さな花を飾ること
九 小さな夢を持つこと
十 小さなことを大切にすること
そして本の一番終わりに
こう書かれている
「小さな花を咲かせるための
シンプルライフは、本当は十一か条あります
十一 旅をすること」

以前、一度掲載した記事です。
今回は画像と音楽を加えてみました。