オシドリの里 根雨(ねう)へ | nagarenotokiのブログ

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四季折々、自然の姿に感じること

https://www.youtube.com/watch?v=S_IHNVcY4z4


朝6時30分  まだ夜は明けないうちから
ご近所の奥さん2人と 夫の運転する車で 
鳥取県日野郡の根雨(ねう)という地に向かう
日野川の流れるこの地に オシドリの里がある
数年前に初めて 夫とここを訪れた
その時の事を ご近所の奥さんにお話すると
ぜひオシドリを観たい との事での出発だった

 

日野川にいるオシドリたちを観るのは
JR鉄橋下の観察小屋からである
観察小屋の壁に 直径15㎝くらいの覗き穴が作られている
そこを覗くと すぐ間近に
オシドリたちの生き生きとした動きが見える
ところが 頭上を電車が通ると同時に
オシドリたちは ブワッ !! と一斉に飛び立つ
その瞬間 覗き穴には
冷たい水しぶきと風が入り ヒヤッとする
電車が行き過ぎると 再びオシドリたちは戻って来る
川には 餌が撒かれているのだから
今はどんどんオシドリの数も増え 1000羽もいるという
ここには 大自然の命の力が漲っているようだ



 
  購入した絵葉書より
  
望遠鏡を覗くと オシドリの姿を細部まで観察できた
オスは艶やかなオレンジ 緑 青 赤 茶と色鮮やか
それに引き換え メスの地味な色
こんなにまで オスとメスの色に
差をつける必要があるのだろうか
これは 神のいたずら心のなせるわざなのだろうか


さて ここを訪れて 
初オシドリ体験をした2人の奥さんは
それはもう 大変な感動だった
もともと好奇心のカタマリのような2人
しっかりと オシドリを体感して 
案内人さんにも 質問をたくさんして
オシドリの餌の ドングリの観察までしていた


そう言えば 鴛鴦呈祥(えんおうていしょう)という
言葉をここで知った
オシドリが喜びや めでたい事 幸いを醸し出す
という意味だという


その後 ここの近くにある金持神社という
縁起の良い名の神社にお参りする
ここは 宝くじに当たりたいと願う人が
遠方からもお参りする神社のようで
宝くじが当たりますように・・・と書かれた絵馬が
数多く掛けられていた
杉の大樹の幹には 樹皮の間に
小銭が挟まれている
真似をして 私たちもやってみた

 

9時30分 帰る頃には
すっかり 空は晴れていた