雨にも負けず 風にも負けず     野の花賛歌 | nagarenotokiのブログ

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四季折々、自然の姿に感じること

 
https://www.youtube.com/watch?v=cu2KhEizpPQ

雨にも打たれ
風にも吹かれ
雪にも埋もれ 夏の暑さにも負けぬ
か弱いけれど たくましく
何を望むこともなく
決して嘆かず
一日太陽の光のもとで
風にそよいで
いつも 静かに笑っている
大雨や 嵐がやって来て
地に倒される日もある
けれども 明日には
何事もなかったかのように
すっくと立ち直っている

野の花は 世界中の野原の
ありきたりな 草々の中に咲き
東に病人あれば 手折られて
その枕辺にて 病人の心を癒す
西に孤独な 老人あれば
老人の良き 心の友となる
南に八方ふさがりの人あれば
何とかなるよと エールを送る
北に戦争の不穏な動きあれば
それは悲しみしか生まないから
やめなさいと 足元から一生懸命
メッセージを発する

野の花は あまりにさりげなく
気取らず 自然のままに
生まれては 去っていく
みんなに 雑草と言われ
無残に 引き抜かれることもある
褒められもせず
気にもされない
そういう野の花のように
わたしは なりたい 


私の大好きな野の花について、宮沢賢治の「雨にも負けず」の詩のカバーを試みてみました。でも野の花に寄せる私の思いは、まだまだ表し切れていません。またいつか書いてみたいです。