今度福岡で開催する内容が決まりましたので、
告知させていただきます。
テーマ:体質を改善するための身体づくり
概要:
「特に誘因なく身体が痛い」ということを経験した方、また担当されたセラピストの方ははいるのではないでしょうか。
痛みというのは筋膜性のものや関節からくるもの、内臓由来のもの等様々原因は考えられます。痛みのみならず病は全般的に突然やってくることがありますね。
ここで一つ考えてほしいのは
老化とも言われますが、年老いてもずっと医者いらずで生活している人もいますし、逆に若いころから医者にかかりきりの方もいます。
これには体質が強く関与しています。そのため昨今で体質改善のための代替療法や生活習慣(食習慣)などが叫ばれています。
ではその体質とはなんでしょうか?
私は体質とは
体液の質とは
身体には血液、リンパ液、組織液、脳脊髄液などの体液が循環しています。これらが運搬するのは各種血球、酸素、栄養素のみならず老廃物なども循環させます。
それらの質をコントロールするのは内臓です。こういった面で内臓の治療が求められています。
しかし内臓のみを改善させても、内臓のある胸腔や腹腔を調整しないと内臓がもつ本来の機能を発揮しづらくなります。なので腹腔と強い関係のある骨盤の調整などをすると内臓が働きやすくなって体液の質が改善されたりするわけです。
が、臨床で骨盤の治療を経験されている方はわかると思いますが、なかなか骨盤が硬くて調整ができない方は多いです。これには身体の使い方の質が関係します。
身体の使い方の質
身体にはその人それぞれの運動戦略が存在しますが、人体には共通の原理があります。
それは「使わないところ・無理な負担がかかるところは硬くなる」ということです。(「硬くなったところ」をカバーするために違う部位に負担がかかることもあります。)
そのための大前提として「ゆるむ」ことが必要と言われています。しかし緩んでも使わなければ硬くなるのです。この辺はマッサージしたら一時的によくなるけどすぐに戻るということと関係しています。
先ほど骨盤の話をしましたが、骨盤が硬い人は運動戦略として「骨盤を使わない」という戦略があるから骨盤が硬くなっていたのです。逆に骨盤を使えるように運動戦略を組み込んだら、あっさりと骨盤が緩み、不定愁訴が無くなり慢性痛も改善されることが多いです。
今回の講義内容:
体内を循環する体液の質の改善として強く関係する
体内環境:口腔-胸腔-腹腔、3つの腔の調整
そして身体の使い方の質について
セラピストの身体作りに焦点を当ててお話ししようと思います。
①三腔(口腔・胸腔・腹腔)調整
・三腔について相互の関係性と体の歪み
・身体の使い方・メンタルとタッチの質・量
・三腔調整(実技)
②セラピストの身体作り
・大腰筋と胸腰椎・仙腸関節・股関節の関係と連動
・三腔を用いた運動療法(セルフコンディショニング)
・立位(グラウンディング・センタリング)を作る。
身体の使い方の質は施術の結果に大きく影響が出ることは最近よく言われています。それでも自身の身体に無頓着なセラピストは多いです。身体に無頓着なのは重大な過失です。
単純な話をするとセラピストは身体を使う仕事であるため、体が利かなくなれば仕事はできなくなります。仕事ができなくなれば家族は路頭に迷います。稼げない=死です。
ここまで考えつめなくても良いかもしれませんが
少しでも自分の身体が健康であることは大切です。
・自分の身体に不調を感じる
・もっと動けるようなヒントがほしい
と思われる方は是非いらしてくださいね。
詳細:
日時平成26年9月28日(日) 10:00~16:00
講師:TACTリハビリテーション研究会代表 鳴海裕平
受講料:12000円
*早割あり:10000円(7/31までの申し込み)
場所:ももちパレス
(福岡県福岡市早良区百道二丁目3番15号)
お申し込みは TACTリハビリテーション研究会
公式ホームページ
(http://tact-rihabiri.jimdo.com/)
「お問い合わせ」より
「福岡開催編申し込み」と記載の上、
①氏名
②職種・経験年数
③勤務先
④当日連絡が取れる連絡先(電話番号など)
を明記の上お申込み頂ければと思います
鳴海裕平