腎臓は体液の量、質を調整する為に重要な臓器になりますので、腎臓の機能低下が生じると循環機能に問題が生じます。
大まかな例としては、
・ふくらはぎがいつもパンパンに張っている、だるい感じがある
・顔がむくむ
・朝に腰が痛くなる
・目が充血しやすい
等の状態があれば腎臓の機能が落ちていることが問題として考えられます。
この様な内臓機能の低下が症状を引き起こしている場合、
内臓の機能を上げる様に働きかける必要があります。
例えばよくこむら返りの対応として、梅干しや大豆、食塩などでマグネシウムやカルシウム、ナトリウムなどのミネラルの摂取を図ったり、
糖質の代謝に関わる事で神経系の代謝に作用するビタミンB1を補う必要がありますが、
補っても内臓の機能が下がっていると十分な効果を発揮できません。
腎臓の機能自体が低下していると例え外部からミネラルを補給しても十分な恩恵は得られないでしょうし、
ミネラルやビタミンを吸収する消化器系(胃、小腸、肝臓、胆嚢、膵臓等)の機能が低下していれば、栄養素を十分に取り込む事が困難になってしまいます。
前述した様に栄養素を補給するのと同時に
臓器のケアをするのも非常に重要になります。
ではどの様にケアすればいいのでしょうか。
循環機能を担っている腎臓を例にあげて、簡単にケア出来る方法を一つ紹介してみたいと思います。
肋骨と骨盤の間の背中の筋肉を軽くリズミカルに叩くもしくは筋肉を揉みます。
これだけでも足のむくみや腫れが取れたり、腰痛が軽くなったり、顔のむくみが取れる人がいたりするので、結構面白いです。
この時に腎臓をイメージしながらやるといい印象があります。
また抹消の循環を良くするために、半身浴や足湯も大事だと思います。
あくまでもセルフケアの一つですが、試してみてもらえたらと思います。