【遊戯】TRPG徒然与太話 | しかしなんやね

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人生いろいろって訳ですね

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TRPGについて考える。

今のTRPGを支えているのは基本土日休める人たちだ。
彼らが日夜余暇を楽しんで買い支え、現在に至ると思う。

しかし土日遊べる人は基本製造業や普通の商社に勤められている人たちだ。
今をときめくITビジネスの縁の下の力持ちたるコードをせっせと書いている人たちでもある。

そして少子高齢化の波と多種多様な娯楽がある為になかなかTRPGを数多の人がやるって状況が作られにくくなっていると考えられる。
このゲームが爆発的に世間に普及した頃は運良く第二次ベビーブーマーに普及できたお陰で、同い年で多種多様な価値観を持つ人がこの遊びに数多着手して様々な価値観が入り乱れていた時代が確かに有り、結果数多のTRPGへの価値観が生まれた。

しかし、未だにこのゲームを続けられる人に限りが出てきて、当時誕生した数多の価値観が継承されないまま特定の価値観がそのまま市場を買い支えている傾向にあると思う。

言葉は悪いが一部オタク達の価値観で、この市場は支えられていた。
故に深夜アニメのような設定が跋扈した時代を一枚挟む結果になったと思う。

ですが、勝ち組たる我々の一部の結婚して子を宿し生み育てた方々が英才教育を施した第三次ベビーブーマーな人々、もしくは人生が落ち着いて遊戯に返り咲いた人々、又はニコニコ動画でクトゥルフを知って興味を示した人など、また新たな畑からこの遊びに興味を示しているまたは既に遊んでいる人々がまた登場し、そしてなんとか買い支えてくれた深夜アニメ愛好家的な方々との邂逅交流が生まれ、結果また違った意味での多種多様な価値観がまた生まれているのかな、と推測しそして実感もしています。

こうやってMMORPG愛好者やeスポーツプレイヤーに人口を取られつつそれでも何とか市場が残りそして様々な価値観を吸収する状況になったTRPG、個人的にはまた大きなうねりが起きることを期待します。

とりあえず今結構な割合で「TRPGは死んで学ぶ遊び」的な風潮がまた隆起しているようなのでおじさん的にはとても楽しみだったりします。