年度初めの昨日、大阪府立大学の難波キャンパス、「I-siteなんば」がオープンしました。
3月の内覧会から勉強会などで度々訪れていますので私にはすっかり馴染みになりましたが、正式にはこの日から。
というわけで、学長の想いを込めた挨拶と・・・
メインの記念講演会は、森記念財団の伊藤理事長。
「世界都市ランキング」や大都市に関する出版物など、私も都市魅力を考える上で参考にすることも多い森記念財団。しかもテーマは「日本と大阪」。これは聞き逃すわけはいきません。
伊藤理事長はあまり大阪に馴染みは無いそうで、この日のために大阪を巡り、内容を考えられたとのこと。様々な統計データと、ご自身の目で見られた状況と基に、外から感じる大阪像を興味深く聞かせていただきました。
中でも興味深かったのは北大阪・大阪市内・河内・泉州のエリア分け。「今の都市魅力政策は大阪市内に偏りすぎている。もっと大阪府内に目を向けるべき」。まさに、議会で私たちが議論している内容です。その地の事を詳しく知らないからこそ言える、大胆な提案も多く、(実現できるかどうかは別にして)とても参考になりました。
I-siteなんばのオープンで、これまで堺にドーンと構えていた府大が、都心部である難波に新たな拠点を構えたことにより今までとはまた違った視点でアカデミックな発信ができるのではないでしょうか。大いに期待しています!
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