今日は「高齢社会をよくする女性の会・全国大会 in 堺」の開会式に出席させていただきました。


大阪府議会議員 永藤英機オフィシャルブログ


全国大会ということで北海道から沖縄まで、1000人を超える方が堺市民会館に集まり、すごい熱気でした。


一応「来賓」として扱っていただいたので、席は舞台の上。地元の市民会館ですが、この場所に座るのはまだ議員ではない頃、統一地方選挙を控えた「堺区タウンミーティング のとき以来です。あの時は凄く大きく感じた会場が、今はそれほどには思いません。不思議なものですね。


さて、今回は女性高齢者を対象としたイベントだったのですが、ここには今の日本が抱える重要なテーマが2つ含まれています。『女性』と『高齢者』です。


少子化が進み、もう人口減少が避けられないことが確実な将来の日本。行政もどうやって人口を維持するかではなく、人口が減ることを前提として、活力を失わないための方針を考え始めています。


そこで欠かせないのが、『女性』と『高齢者』の力。


これまで日本では、他の先進国に比べて女性に対する様々な壁がありました。せっかく素晴らしい能力を持った女性が多いのに、その力を活かせないのは勿体無いとしか言いようがありません。そして、平均寿命が伸びて「元気なお年寄り」が増えている現在では、定年後でもまだまだ精力的に活動できる方が多くいらっしゃいます。


この『女性』と『高齢者』に活躍していただくこと、活躍できる社会の仕組みを作ることが重要なテーマです。


開会式の会長のスピーチで面白い表現がありました。


「男が勝利のときに上げる『雄叫び(おたけび)』というものがあります。これからは、女が『雌叫び(めたけび)』を上げていきましょう!」


さて、ますます強くなる女性と、どこか控えめな男性陣。元気になる高齢者と気力に欠ける若者。こういうイベントをしなくてはいけないのは本当は男性と若者なのかもしれないと感じた、今日の行事でした。


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