快晴の日曜日の昼下がりに訪れたのは、


百舌鳥・古市古墳群世界遺産暫定一覧表掲載記念講演会。


ネーミングからもう少しスマートにならんのかい!って感もありますが、そこはまぁ置いといて・・・


堺にある世界最大の陵墓・仁徳天皇陵を含む「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産の暫定一覧表に記載されたということでその記念講演会。あれ、タイトル通りだ。


土曜日に上空から「百舌鳥・古市古墳群」を眺めて、日曜日は地上で座学。


永藤英機の「堺から日本を元気にする」ブログ


講演内容は1部が「世界遺産の考え方」ということで、世界遺産とはどういうもの?という初歩的なところからのアプローチ。講師の西村氏は世界遺産の選定にも携わっていたという人物。


2部は「東アジアから見た百舌鳥・古市古墳群」、エジプトのピラミッドや中国の始皇帝陵と大きさや周囲の仕組みと比べたり、朝鮮半島の古墳からの経緯といったマニアックな内容でした。


こういう講演会が開かれて多くの人が集まると、やはり何としても成功させねばならないという気持ちになってきます。


ただし・・・


登録を成功させるという意味ではありません。登録になった後に世界遺産が最大限活用できるための街づくりを成功させるということです。


「百舌鳥・古市古墳群」は世界遺産に登録されれば大阪唯一の世界遺産というだけではなく、日本最古の世界文化遺産、そして世界最大の墓としてそのインパクトは強力です。


登録された後に、堺市に受け入れ体制が整っておらず「ガッカリ遺産」にしてしまうことは堺のみならず今後外国人観光客向けに観光政策を打ち出したい大阪、関西、日本にとっても大きな痛手となります。※以前の記事 を参照


今の時点では、残念ながら堺にその受け入れ態勢はありません。せっかく世界遺産になってもお金の流れは作れない。目標としている5年以内にしっかりと計画を立てて他の市町村や県の枠組みを越えた関西が強力して観光政策として取り組んでいくことが必要だと思います。



ちなみにこんなマニアックなものを持っています。


永藤英機の「堺から日本を元気にする」ブログ

世界遺産検定!


簿記の勉強なんかよりも時間かけて800箇所以上もある世界遺産を覚えたなぁ・・・(遠い目) 今のところ飲み会でのネタにもなってませんけど(笑)


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