結局仕事に追いまくられ、先日濱屋先生クラスはピンチャは間に合わず。
21時からのクラスにだけ、ギリギリ参加出来ました。
その名も、聖者が集う刻。
しかも、「聖者」は「彼ら」と読むようです。
いいぞ、その漂う厨二テイスト!!(めっさ誉めてます)
しかし、受けるかは迷ったんですよね。
ピンチャついでなら…と思ったんですけど。
名前からして分かるじゃないですか。
聖者の名前が付いたポーズばっかやるぜ!! ってことだよね
難易度的にも難しいのと、聖者の名前が付いてるポーズってアームバランス系が多くて、私はアームバランス系が本当に苦手なのと、特に足を外転外旋するヤツは骨格的に不可能という事情がある。
こういうヤツね。
足を外に回して腕に掛けられないと
バランスどころじゃねえ。
幸いにして上のポーズは難しい割に
名前はトンボのポーズであり
聖者に捧げられていなかったので助かりました。
とりあえず太陽礼拝ABを3回ずつくらいやった後、アシュタンガのシッティングを、ポーズ飛ばしつつやる。
そののち、聖者(彼ら)のご登場。
◆賢者マリーチ
マリーチアーサナ。アシュタンガではお馴染みです。
何と4つもポーズを捧げられている。
見た目地味だが、4つめとか軟体動物しか無理だろ ってくらいヘビーです。
それではご覧ください。
マリーチアーサナD
半蓮花座で、肩も外転させるので、これを腰を真っ直ぐにして出来る人はかなりの強者です。私ムリ
賢者マリーチとは:
宇宙を創造したとされる神のブラフマーの息子で、優秀な賢者の1人。
マリーチという言葉には「光」という意味があり、ヨガ哲学では重要なポーズの一つとしてバリエーションも多くあります。
ということですが、wiki によると
マリーチはある日、帰宅後に奥さんに足をマッサージするように言いつけ、そのまま眠ってしまった。
そこへマリーチの親父であるブラフマーが客として訪れたため、奥さんはブラフマーをもてなすためにその場を離れた。
目がさめたマリーチは奥さんがいないことを怒り、呪いによって奥さんを石に変えた。
という逸話が載っていました。
只のエネ夫じゃね? と思うのはオレだけだろうか。
◆聖者カウンディーニャ
こちらも3ポーズ捧げられている聖者です。
1と2の違いも分からんのだが、バリエーション含め3つくらい捧げられているらしい。
謎の難易度ですよ。
聖者カウンディーニャとは:
カウンディニャの奥さんは非常に信心深く、アナンタという蛇の神を崇拝していた。
アナンタは限りない豊さを約束する神で、カウンディニャの奥さんが熱心に祈ったことで、二人は豊かな富に恵まれた。
しかし慢心したカウンディニャは、豊かになったのは神のおかげじゃなくてオレが頑張ったから! と、奥さんに信心を止めさせたら、極度の貧困に夫婦ともに陥ることになった。
反省したカウンディニャは10年以上の苦行をアナンタに捧げたところ、許されて再び豊かさに恵まれるようになった。
奥さん何も悪いことしてないのに、旦那の慢心のせいで極度の極貧になるという謎の理不尽話。
オレなら速攻離婚している。
コイツも只のエネ夫じゃね?
◆聖者ヴァシシュタ
サイドプランクから足指掴んで~と言われるポーズです。
私は足が真横に上がらないので、ひたすら大の字でやり過ごすポーズ。
聖者ヴァシシュタとは:
この人は珍しくマトモだった。
あらゆる願いを叶えることができる神秘の力を有していた聖者。七聖賢の一人に数えられ、ラーマ神に教えを説いた偉大な聖者として崇められている。
wiki見ても良く分からんのだが、あからさまなエネ夫逸話は散見されない。
むしろ、次のヴィシュヴァーミトラとの関連で登場することが多く、エラいとばっちり受けて大変だったなとも思うが
そんな立派な賢者なら、ヴィシュヴァーミトラに情け掛けてあげても良くね……と、ちょっと思わないでもない。
◆賢者ヴィシュヴァーミトラ
股関節が堅くても、肩が動けば何とかなる。
私の唯一と言って良い、何とか出来るアームバランス。
聖仙ヴィシュヴァーミトラ:
彼については過去に盛大に語っているので、こちらを参照されたい。
端的に言うと、聖者ヴァシシュタの大切なお宝を奪おうとして敵わなかったので、1000年近く修行してようやくヴァシシュタに敵う力を得たにも関わらず、女の色気に惑って修行の成果をパーにしてしまい、再びがんばって修行した人です。
エネ夫というよりDQNじゃないかと思います。
生まれた子を認知しないヴィシュヴァーミトラも
大概だと思います。
割れ鍋に綴じ蓋とは正にこのこと。
一説には、インドの聖者には2パターンあって
品行方正で礼儀正しく常識を持っていて、優しくて温厚な絵に書いたような聖人タイプと
非常識で人の言うことは聞かず、自分の理屈を最優先に行動するタイプがいるという。
サイコパスかよ
インドの思想では、絵に描いたような聖者はそれはそれで素晴らしいが、それは理性で感情を抑えている無理な姿であって、
真に純粋な、表裏なく赤子のように活動する魂こそが聖
と崇める思想があるらしい。
そんなわけで、エネ夫もDQNも聖者入り。
まあDQNにしても、神様の宝物を奪おうと正面切って行くくらいの壮大なDQNであれば、ということらしいよ。
1000人殺せばむしろ英雄、というどこぞの危険思想と似た香りがしなくもないが、こういうのってお国柄が出て面白くはありますね。
濱屋先生のクラスの割には平和に終わった風に書いてますが
各種アームバランスの後ジャンプバックしてチャトランガ(出来ません)とアッサリ言われ続け
参加者は全員 エエエエエエエエエエエ となるという
いつもの濱屋先生クラスでした。
明日は多分ヨガ行けないスケジュールなんですが、
奇跡が起きることを少し祈っている。
明日がダメでも土日はキッチリ抑えました。
そんなわけで、明日更新が無ければ、ダメだったんだなコイツと思ってください。