今回もシモの話なので、イヤなかたは回れ右推奨。
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突然ですが、
糞便移植ってご存知ですか?
文字だけ見ると ゲッ て感じですが
特定疾病の治療効果を得るため、健康な腸内細菌を持つ人の糞便を、当該患者の消化管に移植するという施術らしい。
一時期テレビでも話題になっていたような。
昨年9月、NHKのBSでやっている海外ドキュメンタリーシリーズでも取り上げられていました。
イギリスBBCのドキュメンタリー。
生まれつき太ってしまう体質を持つ人々がいる、という前提のもと
彼らの悩みは、どうやったら解消できるのか? というのが主軸。
その中で一人、後天的に、糞便移植によって太る体質になってしまった女性が紹介されていました。
アメリカ在住の32才の女性は、腸炎の治療のため、16才の実の娘から糞便移植を受けました。
すると移植前まで肥満知らずだった彼女の体質は移植後に変化。
食事量や食べ方は全く変わらないのにどんどん太り、
62kgだった体重が一年半後には77kg、三年後には80kgを超えてしまった。
医師の指導のもと、あらゆるダイエットを試みたけれども効果なし。
体重は80kgオーバーで定着してしまったといいます。
移植ドナーの彼女の娘は肥満体型。
ドナーの娘さんは、重篤な腸炎を治す健康な腸環境ではあったものの
肥満させてしまうという、別の悪要因があったかもしれない。
しかし、移植時肥満要因は考慮に入れられず
結果として娘の腸内環境が母親も太らせてしまった可能性がある、というエピソードでした。
明確な因果関係は特定しきれていないものの、この疾病医療センターでは、ドナーの条件として、肥満体型の人の糞便提供はNGにされたということです。
なんてこった。
やはりデブには、生活習慣以外にもデブになる理由があるということなのか。
努力だけでは解決仕切れないのか。
ということは
超!腸内環境の良さそうなうちの母親から糞便移植してもらったら
デブに返り咲くことは無くて済むのか!?
出来るならやって欲しいんだけど!
と、思って調べたら日本では保険適用外なんですってよ奥様!
結局デブの貧乏人はデブのままでいろってことかよshit!!
とまあ、めくるめく感情の渦に飲み込まれました。
しかしこのアメリカ人女性も
インタビューで太った太ったと悲しむ気持ちは分かるんだけど
そもそも移植に協力してくれた娘への感謝の言葉は一切無いは
娘のダイエットについては一言も言及しないは
自分が太ったことを嘆くばかりで
お前の娘が太っているのは腸内環境以前に
お前に問題があるんじゃないのか…?
と、
ちょっとゲスなエスパーにもなったりもしました。
このドキュメンタリー
肥満は環境要因だけでなく、遺伝やそもそもの遺伝子要因もあるってのが仮説で
一卵性双子なのに、とても細い姉と肥満体型の妹、という人たちもインタビューを受けてました。
腸内に存在する菌が、痩せている姉には種類が多く肥満の妹には少なく
種類が多いほど健康体であると言われ
最善の腸内環境を作ると言われてる菌の量も、痩せている姉には太っている妹の、10倍くらい有ったらしいです。
結論から言うと
太りやすい因子は存在するが、持って生まれた因子を無くすことはできない
しかし肥満を左右する腸内環境は後天的に改善することができる
できるだけ腸内環境を整え、デトックスのサイクルを回すこと
太りにくい菌を腸内に増やすこと
そのためには、バランスの取れた食生活を送ること
但し、人種や個々人の体質によって、「バランスの取れた食事」は同じではないこと
みたいな締めくくりで
結局バランスの良い食事かよ!
そんなの知ってるよ!
日本じゃ二十年前以上から言われてるがな!
イギリス人しっかりしろ!!
と、心の中で叫んだ私です。
まあイギリスには、日本のような食育は無いからね。
でも、かの高名なケンブリッジ大学の研究者に、これが結論です…
と
ドヤ顔されると
何かオレでもケンブリッジとかオックスフォードとか余裕で合格できるんじゃないか…?とか
非常にこう、モヤッとした心情にさせられるのでした。
移植は無理としても、腸内環境が肥満を左右する要因であることは間違いなく
過食も拒食もせず、健康的に太らずに居るには、バランスの良い食事、というのも、まあそうだよなってことで
オチとしては
だったら糞便移植お願いします!
母が生きてるうちに糞便移植のお金貯めます!
バランスの良い食事がそう簡単に出来るなら、過食症になどなってはおらんわ!
という
また間違った判断をする自分ですっていう。
便秘の話題、まだちょくちょく続きます。
