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感情の安全性という
わたしたちの本能的に備わったニーズを満たすため
「安心できる関係性や居場所」を探す旅は
いつのまにか
「安心するな」と自分自身に「安心」を禁じるものに
なってしまいました
そうなってしまうと
誰と一緒にいても
どこにいても
簡単には気を許せず
疑い
そして時に「これでも大丈夫なのか」と
試すことさえしてしまいます
「これでも自分を受け入れてくれるのか」と確認したいからなのです
ほぼ無意識に それを やってしまうのです
そして信じたいと思う、大切な相手を
傷つけてしまったり
遠ざけてしまうことも・・・
なんて悲しいのでしょう
なんて虚しいのでしょう
こんなふうに 文字にしてみれば
本当に ばかみたいで
愚かすぎる道のりのように聞こえるでしょう
でも 多かれ少なかれ
わたしたち皆
(もちろんわたし自身も含めてです)
身に覚えが あるはずです
それほどにわたしたちの心は
繊細で
そして
安心を 求めているからです
安心したいのに
安心できない「しくみ」が働いて
安心したいと思えば思うほどに
緊張し 心も身体も 固くなってしまう
まるで 行きたい方向と逆に進んでいるかのようです
こうなったとき
わたしたちは どうしたら いいのでしょう
途方に暮れちゃいますよね
神経がすり減って、もうヘトヘトです
そして
「こんなことなら
ずっとひとりでいるほうが楽だな」
そう思います
確かに
傷ついたり緊張してぎくしゃくしたりするのは心地悪いし
求めて 試して 誰かを傷つけて 後悔して・・・
・・こんなに
苦しいことになるのなら
もう、ひとりでいよう
と 静かに思います
そして わたしたちは
ひとりになります
誰かと居ても
心をひらくこともなく
距離をとります
たとえ人に囲まれていたとしても
心のシャッターは閉じたままです
夢を見ることも
初めからあきらめたような
冷めた心を得ます
傷つくことも減って
心が揺れ動くことも減って
ようやく、
安らぎを取り戻したかのようです
感情の安全が 満たされている
そんな答えを
見出すかもしれません
平穏で
凪いだ心
時間もスペースも いっぱいあります
これでいいんだ
平和だ!
・・・・・
でも どこか
寂しさもあります
平穏と引き換えに
何かを あきらめてしまった・・・
そんな感じもします
ようやく 平穏の中にいられているというのに
この虚しさはなんなんだろう
何が起きているのだろう・・・?
そして
実は、このときが
ほんとうの「旅」のスタートラインに立った
ということなのではないかと
わたしは 考えています
本当の旅はここから
はじまるのだと思います
つづく
(今日はこちらで書きました
マウイに住むきっかけになった思い出の場所 )