内容紹介
ロウクラス種シジミチョウ科出身の翼は、偶然テレビで見かけたハイクラス種名家の御曹司で、タランチュラ出身の七雲澄也の言葉に救われ、憧れを抱く。
一目彼に逢いたくて、澄也の通うハイクラスばかりが集うエリート校・星北学園に入学するが、そこではロウクラスゆえの困難が待ち受けていた。
さらには、唯一の希望だった澄也にも「シジミチョウは嫌い」と切り捨てられてしまう。
澄也にだけは認めてもらえると期待していた翼は落ち込むが、そんな時、澄也の張った巣にかかり、媚毒を注ぎ込まれ組み敷かれて――!?
原作:樋口美沙緒先生
著者:南十字明日菜先生
2020年1月
白泉社 花丸コミックス プレミアム
七雲澄也・タランチュラ × 青木翼・シジミチョウ
待望のムシシリーズのコミカライズ作品💕
起源種によりハイクラスとロウクラスのヒエラルキーがあります
ムシシリーズに目覚めたのは最近なんです
(3年前くらいか?)
擬人化って??ってはじめは抵抗があったけれど
もともと生物系大好き
そりゃ読み始めたらたまらんわけです
これだけ美人薄幸健気受け(だけど前向きな努力家)とスーパーダーリンが勢ぞろいなのですから!!(大好きな萌ぇ文が満載)
今回のコミカライズは
同じ「愛の巣へ落ちろ」のコミカライズ作品
翼が可愛いんですよ
表紙にくらくらしちゃいました♡
ムシ、だからなのかもしれませんが
けっこうな凌辱的シーンも多くて
生物学的の捕食に値する感じなのかなと思ってみたり
いや愛でしょ、愛…と考え直してみたりと
かなり作品を読んで気持ちが揺れました
樋口先生の「主人公たちのつながり」において
初めに愛はあるのか?と疑問を投げかけてしまうのですが
何度も読み直すうちに愛の形はそれぞれであるけれど
「気に入る」とか
「気になる」が
やはり根底にあり
育った環境などから
未熟さゆえの彼らの表現になるのか?などと
それが凌辱という形でつながりあい
次第に心を伴っていくのかと
自己解析して納得するというループを
撫子独自で勝手に作り上げているのでございます
その後パブリックスクールを手に取ると
はじめにガツンとパンチを撃ち込まれるわけですよ…(笑)
礼が、エドに…ってなってしまったのだ
そうそう今回のタランチュラ独特の糸の操りにおいては
もう
こ、これは
職種ぷれい…いやちがう
触手ぷれいじゃないかと
脳内にいきなりピンクのフェロモンがトッ散らかりまして…
ヒートになっちゃったんじゃないかっていうくらい(爆
エロさ加減がましまし~になってしまったのです
そしてこの1巻
いいところで終わってしまってるんです!!
あ、これからがいいところなのに
翼の影響を受けて澄也が少しずつ変わっていく
其のところを早く読みたいです!!
性モザイクという言葉も出てくるのですが(翼)
個人的に常染色体と性染色体の
授業の萌えを思い出し…(笑)
↑こういう表
観たことありますか?(画像はGoogleからお借りしました)
これをハサミでバラバラに切り取り
攝子を使って染色体を第1~第22までそろえてノリで貼って
提出する授業が印象的で
ダイスキでした
自分に合っているのかと思い
研修に参加したこともあったのですが
教授は
たまにグループに混ざり
ある染色体を入れるのですが
それをどこに入れるのか
何が余剰分で
どこの遺伝子の異常なのか
短腕と長腕(懐かしい)
ロバートソン型転座は起きていないか
相互転座はないか
モザイクはないかとか
いろんな質問を投げかけてきて
3泊4日の研修で(すべて遺伝のお話)
頭が飽和状態になり
遺伝の確率の計算でチーンとなり(笑)
みんなロールプレイまでできなかったという…
めっちゃ大変な研修まで受けたことを思い出しました
そういうキーワードにも反応しまくって
楽しく読ませていただきました
すみません
脳内がめっちゃ散乱しております(笑)