今までたくさんの神社・神宮に
参詣させていただいたけれど、
ここは本当に稀有な場所。
人間と、(弥生の)神と、精霊(土地神)たちとが
共存している、
特別で清浄な場所。
正直、
ご利益ガー！
パワースポットガー！
的な、
「今だけ・金だけ・自分だけ」な人間には
絶対に近寄ってすらほしくない。
そういう人間の醸し出す「気」のせいで
場が穢れる(気枯れる)。
2022/03/20参詣。
皇大神宮別宮 瀧原宮
〒519-2703 三重県度会郡大紀町滝原８７２
3月の3連休、伊勢神宮(外宮・内宮)に参詣しようと計画。
別宮である、伊雑宮は伊勢神宮から
比較的アクセスしやすかったので
行こうと決めていたのだけれど
瀧原宮は、伊雑宮からだと遠く
参詣順序があるので（二見浦→伊勢神宮）
先に瀧原宮に行くのはどうかと思案していた。
行くなら、松阪で1泊するつもりでいないと
結構きつい位置
＆交通の便があまりよろしくない。
うだうだしていると、
ふと、審神者から
「（瀧原宮から）呼ばれてますよ」
と。
私「瀧原宮に…土地神さん（＝ヌシ）、居るんやない？」
確認すると
審「はい、います、土地神の方が呼んでます」
審「何かは分からないですが、もらえるみたいですね」
審「何だろ…ご褒美的な？」
土地神の方が積極的に呼んでくれるとか、
今までにないケースだなぁ…と
その時は軽く捉えていたのだけれど、
呼んでいただけるのは有り難いこと。
参詣順序の都合上、
1日目に二見浦、伊勢神宮、伊雑宮に行き
2日目に瀧原宮（＋熱田神宮内の一之御前神社）
のルートにした。
JR滝原駅から徒歩でノンビリ約20分。......λ
道の駅を右手に見ながら道を曲がり、
途中、清掃活動中の氏子さんにご挨拶。
いつもなら、
鳥居をくぐった瞬間に「いらない」と
念で切断するのだけれど
ここだけは【できなかった】。
一歩、境内へ足を踏み入れた瞬間に
圧倒的な空氣の濃密さに氣圧される。
－ここの鳥居は本物の結界だ、
－神と、精霊を護るための…
異空間と言い換えても良いかもしれない。
そう思えたから何も考えず、一歩一歩
慎重に、ゆっくり、周囲を見回し、
精霊の氣配を全身で感じながら
ただ参道を歩いた。
伊勢神宮にも、五十鈴川に御手洗場があるけれど
それよりも、もっと更に清冽だ。
浄化、などと生易しいものではない。
純度100のものに、生身で触れるようなものだ。
もっとも、
ほとんどの人にとっては
普通の手水場（文字通りの、手洗い場）だけど。
↓☟
上から順に、
①瀧原宮
②瀧原竝宮
③若宮神社
④長由介神社
上☝
神宮衛士の方がブロワーで落ち葉のお掃除
衛士の方の主な業務は
守衛や要人警護・受付で、
お掃除は別の方がやってると思ってた。
ここの衛士さんは、
自発的に手伝ってらしたのかもしれない。
何十分だか分からないけれど
しばらく境内でボーっと佇んで、
瀧原宮でのご褒美？を堪能。
名古屋行きの高速バスに乗るために
参道を鳥居まで戻る途中、
自分の口から「…帰るのヤだなぁ」と
ポツリと漏れた。
「私」の中にいて、精霊解放の要を果たしている
そりゃそうだろうな…
彼女は精霊使いだから。
東京では、ろくすっぽ精霊と触れ合えない。
今回のは、彼女へのご褒美だったんだろう(慰労の意味もあったろうけど)。
実際、何のしがらみもないのなら
この瀧原宮の近所に住まいを借りて、
毎日参詣して、精霊まみれ(笑)になりたいと
思うくらいには
「私」も気に入ったし。
このあと、熱田神宮まで移動し
一之御前神社へ無事参詣を終え、
東京まで帰京。
つい先日、
LINEでコンタクトを取ってきたので
瀧原宮の写真をシェアしたんだけれど、
凄いパワーだ、と一発で見抜いた。
さすが過去世で陰陽師だっただけあるな 笑
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