年の瀬なので、映画も振り返り。
2025年は64本の映画を鑑賞。
新作映画に限らず2025年に観た作品の中で選定。
ベストといえば1本だし、ベストスリーといえば3本なんだろうけど
枠数のために心に触れた作品を選外にしたくないので、ベスト級の4本を選定。
ジャンルものなのに抒情性とエンタメ性抜群の傑作
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(韓国、2016年)
はやっぱり年間鑑賞でベスト級。
ジャンルでいえばゾンビ映画なんだけど、
極限状態でふるいにかけられる人間としての本質を見事に描き切っているヒューマンドラマが迫真。
めちゃめちゃ面白い。
2024年公開なのが意外すぎる邦画サスペンスの傑作
『ゴールドボーイ』(日本、2024年)
中国ドラマのリメイク。
舞台は沖縄だし、どこか90年代ノスタルジーを感じるような設定で
90年代のジュブナイル映画を彷彿とさせつつ意外な展開が予想もできない。
引き込まれるサスペンス。
サスペンス要素だけじゃなくて、ティーンの友情や恋を絡ませているのがニクい。
最後の夏月の手紙に胸を締め付けられる。
油断して鑑賞するとびっくりするほど面白い。
せいぜい、油断して観て欲しい。
正しき邦画
『舟を編む』(日本、2013年)
辞書をつくるために市井の人々の話す言葉をさがしに「用例採集」を行い、
十数年がかりで辞書を出版するまでの軌跡を描く作品。
地味で報われないようで意義のある、社会の片隅で人知れず奮闘する人の話が好みなので
この作品も大好き。
日本を舞台に、会社員でありながら職人たる生きざまをまざまざと見せつけられる。
良い映画。
アーティスティックで観念的な傑作
『暗殺の森』(イタリア、フランス、西ドイツ、1970年)
どこまでも優雅で緊張感があり、耽美的でありながらも
時代と運命に翻弄される人間関係の暗い美学がたまらなく好き。




