神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。昨日、全国統一小学生テストが実施されました。今回が通算34回目のテストで、当塾も第2回から公認会場として足掛け17年参加し続けています。全国の参加者も第2回では56,767名（小3～小5）だったものが、最近は参加者が多い時でおよそ15万人（年長～小6）という規模にまで発展してきました。無料で全国規模の本格的な学力テストを実施するコストや労力は並大抵ではなく、よくぞ実施にまでこぎつけたものだと思います。実施当初は批判的な意見も数多くありました（他塾のネガティブキャンペーンもあったよう）が、今では他塾でも類似のテストがいくつか実施されるようになった事実から見ても、この全国統一小学生テストがスタンダードになってきたものと思います。
ただ、少なくとも阪神間においては会場がちょっと少なくないか？とは感じています。中学受験が盛んな地域なのに市内に1つも会場がないというような市もあり、受験したいのに近くに会場がないから受けなかったという例も多いものと推測しています。正直言ってテストを運営するのもなかなか大変で、ちょっとしたミスが大きなトラブルになりかねないこともあり、かなり気を遣うことから途中で実施を取り止めた会場もあるようですね。そのせいか。結構遠距離からのお申込みもいただくのですが、成績表返却にまたお越しいただくのもなぁ…とは思います。とはいえ、成績表は原則として直接お渡しするべきものなので致し方ないのですが。
過去の例では、全国統一小学生テストを受験されたことをきっかけとして中学受験を志し、いまでは進学先で上位に食い込んでいて、難関大学も視野に頑張っているお子さんもいらっしゃいます。当塾としては、そういうお子さんが一人でも多くなればいいという想いで全国統一小学生テストを実施していくつもりです。
…と書いていたところに、驚きのニュースが入ってきました。神戸市の伝統女子校である親和中学校が、これまでの伝統の上に立つ「女子部」に加えて、来年度より「共学部」を設置することになったとのこと。数日前に在校生の保護会でも「事後報告（＝すでに決まった事項）」として発表されたらしいので、ほぼ間違いないものと思われます。尼崎市にある園田も共学化を発表しており、既報の滝川、神戸山手も含め「共学化」の荒波が兵庫県の私学界に押し寄せているようです。詳しいことはわかり次第またお知らせしたいと思います。
これだけ動きが出てくると、保護者が持っていたイメージとは変わってしまう学校が今後は多くなってくるものと思われます。お子さんに中学受験をさせたいというなら、まずは「あの学校は…」という思い込みを一度リセットしてください。もちろん、当塾では中学受験の情報もいち早く収集しております。どうぞご遠慮なくお問い合わせください。では、また。
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