「灘中学受験アカデミア」

「灘中学受験アカデミア」

神戸市北区で中学受験のための塾をお探しなら、ぜひ「灘中学受験アカデミア」へお越しください。
「灘中学受験アカデミア」では詰め込み型の受験勉強で燃え尽きさせることなく、
将来につながる高い学力と豊かな個性を育みながら、夢の志望校合格を目指します。

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。さて、前回私(当塾教室長)の塾講師仲間のことに少しだけ触れました。塾講師といっても「白衣を着たお姉さん・お兄さん」ではありません。今大流行のフランチャイズ経営の塾ではなく「自分の力量で子どもを伸ばし、自分が看板となって塾をやっている本物」とでも言いましょうか。先日そういった塾の大御所ともいえる人と電話で話をしました。ちょうど今、関東は受験校を決める時期だそうです。また、或る大手中学受験塾の「教室長」とも話をしましたが、大手であろうが個人であろうが、もちろん当塾であろうが、口を揃えて言うのは「親が変わった」その親とは、受験世代の親御さん、あなた達の世代のことです。

 

「塾生本人と話をして志望校をそれなりに詰めていったつもりでも、親御さんと一緒の席になると子どもの態度がコロッと変わって違う志望校しかも高いところを言ってくるんだ。『本当にその学校でいいのか?』と子どもに聞いても黙って頷くだけなんだ。じゃあってんで、その学校に合わせて指導したら、授業はわからんわ、宿題はできないわ、しまいには泣き出すわで…ホント困っちゃうよ。」「『○○中学でなかったら地元の公立中にします』なんて口がきけるのも『自分の子どもは絶対に落ちないわ』という根拠のないエセ自信からくるだけのこと。毎年『第一志望に落ちて行くところがない。どうしてくれるのよ!』なんて親子で泣いてるのもいるけど、落ちてしまったらもはや万事休すだぜ。」

 

「親が変わった」と言いますが、そりゃそうでしょ…とも思うのです。だって、今の受験生の親御さんは「偏差値の壁」にモロにぶち当たった世代。中学受験でなくても「隣のアノ子よりもいい学校へ行くのよ‼」などと発破をかけられて、小中高時代を過ごしてきた世代だからです。そんな親は「自分で子どもの受験校を選ぶのは当然。親の志望校こそが子どもの志望校」と考えがちなようです。ハッキリ言って、それが周りへの「映え」にもつながるからでしょうか。おっと、この話は場をまた改めて。

 

「読書量と読書力」について話をしてきましたが、「中学受験の国語の試験で全然マス目が埋まらないのよ。どうすればいいの?」はいはい、記述力のことですね。「記述力」と一口に言いますが、あなたのお子さんは「字を書くこと」が好きでしょうか。中学受験の国語の解答用紙を見れば、その学校が「どんな力を持った子に来てほしいか」がよくわかります。解答用紙を見て、記述の量が多いかどうか、漢字・語句の分量と比較してみましょう。「字を書くことなんてデキるに決まってるわよ。バカにしないで。」まあまあ、落ち着いて。

 

起承転結、主語・述語・目的語を含んだ「論理的な文」を書くには、自分の好きな本だけ読んで「わー、アタシもそう思う」では難しいでしょう。国語の問題をよく見てください。ほぼ間違いなく「次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい」と書いてあるはず。作問者から与えられた「文章」を読んだ上で、その作問者の「問い」に答えるのであって、あなたの感想を聞いているのではないからです。「え~、だって『自分の意見を書きなさい』って書いてあるじゃん。自分の感想を書いて何が悪いのよ?」そういうのに限って、「文章」に出てきた言葉をちょっと引用しただけであとは自分の書きたいことをただ書いているだけの「お手紙」なんですね。つまり、まるで「次の文章を読んで」ないんです。だから、採点者は自信を持って(?)「×」にするんです。問題の指示にまったく従っていないんですから(笑)

 

先程「字を書くことが好きですか」と聞きましたがいかがでしょうか。記述問題になるとお手上げ…では難関校の国語、太刀打ちできないかも。え?算数と理科で点を稼ぐから、国語はイイよって塾の先生が言ってたよ、という子どもの声も聞こえてきますが、さあ、これからの大学受験改革にそんな一昔前の方法が果たしていつまで通用するでしょうか?なんとか念願の中学に入学できたとしても…記述力の話、もう少し続けます。では、また。

 

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灘中学受験アカデミア

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