豊中校担当の杉谷です。
今回は「学校へ行ってきた!」シリーズvol.21《特別版》の【追手門学院大手前中学校高等学校編】をお送りします
何が《特別版》なのかというと、これまでのこのシリーズは私が5月後半から行ってきた学校を順に紹介しており、前回の【関西大倉中学校高等学校編】が7月上旬にうかがわせていただいたところで、実は夏休みを除いて10月まであちこち行かせてもらっていますが、今回はその順番を飛ばしまして、先月末の30日にうかがわせていただいた「ホヤホヤ」のところとなりますといっても約2週間が過ぎてしまいました…イヤハヤ時間が過ぎるのは早いもんです…
では、なぜ順番を飛ばしたのかというと、いつも私がうかがわせていただくのは、塾の先生対象の説明会ということで、他にも参加しているのですが、今回の追手門学院大手前中学校高等学校さんは私だけのために1時間も時間をいただき、お話を聞かせていただきました
よって、貴重なお時間をいただいたということで、今回はその記憶が新しいうちに更新させていただきます
なお、もしかすると見てくれているかもしれない学校の関係者のみなさん、私個人のみでうかがわせていただいた場合はこちらで早いタイミングでのご紹介となりますご興味ある方はご一報ください
と、前置きが長くなりましたが、最寄り駅は京阪または大阪メトロ谷町線の天満橋駅より約5分ほど阪神地区からならJR東西線の大阪城北詰駅から徒歩で約10分が便利です
阪神地区からも遠いと思われがちですが、意外と近いです
今回は訪れる前に他用がありましたので、京阪の天満橋駅より向かうことに
途中、





①授業時間を縮小してまで時間を確保!先生との面談で日々を振り返る追手門モジュール!
②自学できる子のために環境を整備!大阪城が見える景色も抜群!管理もしっかりの自習室!
③全国的にもパイオニア的存在!ロボットサイエンス部も活躍!ロボットプログラミング教育!
①は4年前の大改革により導入し、それまでは授業時間も長く、無理やり勉強させるスタイルで先生たちももちろん、その長い時間に付き合い長時間労働となっていましたが…この改革により、毎日の授業のつながりを彼らが理解し、長く無理やり勉強させる必要がなくなりました。
さらに、自学をすすんでする子が増えてきてそれに応えるべく②につながります。自学をする子に場所と環境を…いわゆる難関校と言われる学校も同じようなことを言いますが、改革により、同じような方向へ進むようになり、その結果…
国公立大学進学者、関関同立進学者はいずれも4年前、改革前の2倍以上となっています
今回、案内してくれた入試広報部の前田先生いわく「(長時間やっていた)先生たちにとっては皮肉な結果となりました…」とおっしゃっていました
③は今では公立校でも行われるプログラミング教育ですが、先駆けとして導入し、ロボットサイエンス部では全国屈指の実力を誇りますそんな学びを探究的な学びやICT活用などにも応用されています
弱点としては…前田先生いわく「グラウンドが狭い…」とのことで、運動系の部活には少々窮屈な部分があるかもしれませんが、それでもスキー部やチアダンス部などは実績もあり、またその分、文化系の部活が活発で、今あちこちで聞くSDGsを実社会で実現することを目的とする「SDGs Lab」なども活躍しています
高校のコースではGA(グローバルアカデミー)・GS(グローバルサイエンス)コースが2年前より設置され、まだ1期生は出ていませんが、学力だけでなく、+αとして国際問題などに目を向け、国際感覚を養うことを目的としています。また研修旅行は3年間で2回あり、1学期、2学期については中間テストを行わず、その期間にプレゼンやスピーチに取り組みます個人的には中間テストがないことには注目です
4年前の改革のキッカケは「生徒募集で苦戦していた」とのことでした。きっと、他との違いが出ていなかったのかもしれませんが、改革以降はそのあたりにも回復の兆しがあるとのことです。これまでのことにこだわらずに、大きく変えるところは変えていくこともまた大切なことだと改めて思いました
なお、食堂には社長がOBである「まいどおおきに食堂」が入っており、生徒たちに利益プラスマイナスゼロとやさしい価格で提供しているそうです
ということで、今回はここまで
改めまして、個人的に時間をいただきました入試広報部の前田先生、ありがとうございました
次回もお楽しみに〜