見上げたら〜 「スーパームーン」♪ | 灘学習院のブログ 日本一の塾をめざして

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兵庫県・大阪府にある学習塾です。(西宮市・芦屋市・宝塚市・神戸市・豊中市)
◆1968年の創設以来、お子様の考える力を育てる思考教育を実践しています。
◆小学1年生から高校3年生までを対象としています。

豊中校担当の杉谷です。



暑い日が続きますが、元気に過ごせていますでしょうか?

教室に来る子たちも日焼けした子など見かけますが、問題を目の前にしたら、外の暑さのことは忘れて集中してできていますニコニコ

いつもより長い時間ですが、時間に負けてしまって…なんてこともなく、よく頑張ってきますウインク

勉強に、そして好きなことに場面、場面で頑張ることができれば間違いなく成長します!暑い中で熱中症には気をつけないといけませんが、あっという間の夏休みを駆け抜けてくれたらと思います照れ



そんな夏休みだからこそ観察しやすいもの…夜空を彩る天体についてですが、今日は満月満月

ということで、今回はこのお月さんについて少しだけウインク



今日の満月は「スーパームーン」などとも呼ばれ、いつもの満月より約7%大きく、そして約16%明るく、さらには満潮と干潮の差もいつもより大きくなるとされています。



原因は地球と月との距離で、月の軌道は地球を中心にキレイな円を描いているわけではなく、楕円に近い形をしているため、地球からの距離は毎日同じではありません。




地球と月との距離は平均的には約38万kmですが、上の写真のとおり、近いときでは約35万kmとなり、このときにいわゆる「スーパームーン」となります。

この「スーパームーン」、最近よく聞く言葉ではありますが、実は定義がなく、名称も1979年に占星術師により名付けられたもので、天文学的には「ペリジームーン」と呼ばれ、通常より大きく見える満月や新月を指し、特に距離が何kmのときや、はたまた1年でいちばん近づいた時などという定義はありません。
※ペリジー(perigee)とは、地球の周りをまわる月や人工衛星などが、地球に最も接近することをいいます。

よって、「スーパームーン 2023」などと検索してみると今日のことも入れて出てくるものもあれば、今年いちばん距離が近くなる8月31日のみをスーパームーンとするものもでてきます。

たしかに最接近するのは8月31日で、



上の写真でも8月31日となっております。


ですが、これも写真のとおりで、今日もほとんど距離の差がない(その差はわずか200km)こと、そして満月として観察できるのが8月31日の場合は満月としては午前の10時56分(満月になる直前の0時54分が最接近時間となっておりますので、8月31日も今日と同様にほぼ満月の「スーパームーン」が観察できます)と日本では観察しにくい時間帯となっています。


一方、今日は満月としては3時32分ですから、夜中に「スーパームーン」としての観察が可能となりますし、31日同様ですが、それより前の時間帯から「ほぼ満月のほぼスーパームーン」を観察できますから、ぜひ今夜はいつもより少し明るく大きいお月さんを意識して見てみてくださいウインク


なお、今月は満月が2回あります。月の満ち欠けの周期は理科で約29.5日と習います。ほぼ1ヶ月ですが、微妙に1ヶ月に足りていないので
満月が月に2回あることが1年に1回くらいあります。(ないときももちろんあります)


ですので、満月が2回観察できる珍しい月でもありますし、2回目の満月にはよく「ブルームーン」なんて呼び名がつけられています。ただ、この「ブルームーン」の定義も少々ややこしいので、今回は詳細は避けておきます汗うさぎ


満月の影響(月の引力等が原因)で体調を崩しやすくなる方もいらっしゃるので、一概に大喜びはできないかもしれませんが、この夏休み、そして8月はいつもより少しだけ大きく明るい「ほぼ満月のほぼスーパームーン」に注目して、夜のお空を眺めてみてくださいニコニコ

ちなみに今日の天気は…


なんとか大丈夫そうかなウインク


夏休みの宿題のキッカケにもしてみてください爆笑

🎵ただ君を〜 心から〜 大事に思った
スーパームーン〜グラサン