クラシックの番組を録画しておいて、
時間のとれる時に視聴する様にしています。
今日も昼に予定していた手術が月曜日にスライドしたので、
昼休みは一旦自宅マンションに戻って、
録画してあったBSのN響コンサートを聴きました。
曲はブルックナーの交響曲第7番です。
体調が悪かったのでソファーに横になって半分眠るつもりの私
「昨日、急に甘いものが食べたくなった理由がわかった・・・」
などと思いながら目を閉じます
「1時間半は寝られるかな~」
完全リラックス状態の私の心に、
じわじわ、ひたひたと忍び寄る音楽。
初めはBGMのように聞こえていた曲が、
気がつくと心の中に入り込んできます。
音楽に身をゆだねながら無意識に色々な事を考えていました。
そして、言葉にならない不思議な気持ちになって、
いつしか私はソファーの上にガバッと身を起こし、
画面に釘づけになって聴き入っていました。
「何て素晴らしい演奏なんだろう!」
それなのに、見ると客席はガラガラなんです。
「?????」
N響の定演でガラガラはあり得ない、どうしたんだろう?
その後、地デジの方の録画も見て理由が分かりました。
実はこの日は台風が首都圏を直撃して交通機関が麻痺し、
殆どのお客さんが会場に足を運べなかったのです(納得)。
私もちょうどその日に関東の某市に用事で出かけていて、
帰りに東北新幹線が止まってしまい、
仕方なく現地のホテルに一泊していました。
もちろん、このコンサートに行く予定があった訳ではありませんが、
自分がホテルでつまらない時間を無意味に過ごしている時に、
東京でこんな素晴らしい演奏が行われていたのかと思うと、
何だか物凄~く損をしたような気持ちになりました。
この日、会場にいた人達が本当に羨ましいです。
本当に素晴らしい演奏でした![]()
まばらな聴衆を前にしても決して集中力と情熱を途切れさせることなく、
素晴らしい演奏を行ったN響のメンバーもとても素敵でした![]()
N響名誉指揮者のブロムシュテット氏、84歳。
彼の人間性というか、音楽に対する姿勢、
曲の解釈の仕方が好きです。


