2013年5月2日(木)


ラリーに出場することを目的に整備しているスパイダーですが、オーナーの池ちゃんは普段の足として普通に使用されているのです。

走行距離は一般平均よりずっと多く、月間3000キロ~5000キロほど走ります。



ラリー出場というより、普段使いのアルファとして入念な整備が必要になります。



アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記



夜間高速走行も非常に多いのでノーマルでは暗すぎるLoビームと、頼りない構造ですぐに壊れてしまうフォグランプをHIDに交換しました。


フォグランプは市販のプロジェクタータイプを加工して埋め込み。純正らしさを損なわずにうまく装着できたと思います。



アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記



アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


2013年4月6日(土)


ラリーに出場するに際して、ラリーコンピュータを接続する必要があります。

手持ちのラリーコンピュータは旧来のケーブル式スピードメーターの途中に専用のセンサーを挿入することスで車速パルスを発生させていました。


ところが、このスパイダーにはスピードメーターケーブルがありません。

最初からスピードパルスを発生するセンサー(おそらくABSセンサーのひとつを使っています。)が備わっていて、その信号を分岐する必要があります。



どんな信号が出ているのか未知な部分がありますが、とりあえず国産4パルス用のセンサーアダプターを自作します。


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


NONOを仮接続


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


1.3333…の補正が必要な感じですが、問題なく動きました!


そして…


せっかくラリーに出るのですからステアリングはナルディクラシックに(笑)
希少なブラウンレザーの年代ものです。


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記
















2013年3月29日(金)


僕の実施する12ヶ月点検と整備を終えたスパイダー。


発進にとても神経をつかいます。

一言でいうとアクセルに対するのエンジン回転上昇かリニアでありません。


Multiecuscan接続してデーターモニター


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記

アクセルペダルから足を離しているのに out of idle の表示。
アクセルポジションセンサーのアイドル接点の不良です。


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


だからアクセルの踏み始めの領域の反応に違和感があったのです。

中古良品が入手できましたので交換します。

アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


↓交換後、アクセルを離すとidle表示で正常に。


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記


↓そして調整(リセット)もMultiecuscanで行います。


アルファロメオ スパイダー ラリー参戦記




アクセルの反応が素直になり、クラッチミートがとても簡単になりました。

スパイダーってこんなに普通に操作できる車だったんですね。