Çanakkale チャナッカレ旅行記⑤Bandırma バンドゥルマ散策 | なっちのあははな日記

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ごく普通の主婦ですが、主人の仕事の都合でイスタンブールで暮らしてます。
主人と娘二人との日記です。

今回の旅は、イスタンブールのイェニカプYenikapıという港から、車ごと乗りこめるフェリーに乗り、バンドゥルマBandırmaで下りて、チャナッカレに向かい、チャナッカレを起点に、あちらこちらを観光するプランでした。

帰り、予約したフェリーに間に合うように、早めにチャナッカレを出たところ、思いのほか、バンドゥルマに早く着きすぎたので、街を散策。

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な~んにもない感じの、平凡な街並みのようですが。

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パザールが開かれており、衣類や日用品食料品が、イスタンブールよりもお手頃な価格で販売されてました。
中には、『3.5リラショップ』なるものもあり、日本の100円ショップみたいに、中国で生産されたであろう、あらゆる雑貨が、ずら~り!!
あたくしは、娘のサングラスと、お野菜の栽培用のプランターと、野菜ジュース用のガラス瓶を購入。

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ねえ、みなさま、これって、ご存知?
あたくし、パザールとかで売られているのを見ても、この黒く干乾びた物体が、なんとなく、不潔な感じがして気持ち悪くて、目の前にあっても、スルーしていたのですが。
バンドゥルマの街の中で、あまりにも頻繁に見かけたので、試食してみましたところ。


何とも言えない、柔らかな甘みが美味~ラブラブ!
見た目もチョコレート色ですが、味も、何となくチョコレートの甘さに似ていて、でも、チョコレートほど強い甘味料の味みたいのではなく、優しく甘く、ほんのり香ばしく、独特の食感が、また美味しいの。


トルコ語で、keçiboynuzu(ケチボユヌズ)は、日本語でイナゴマメだそうで。
直訳すると、keçi boynuzu は、「ヤギの角」です。確かに、角みたいよね。


ちなみに、あたくしの大好きなダイアモンドの「カラット」は、イナゴマメのギリシャ語源なんですって。
ネットで、「イナゴマメ」って検索すると、美容に良さそうな気がしてきたんですけど、やっぱ食するべきかしら、あたくしも。


写真の上に並んでる瓶の中は、keçiboynuzu の ペクメズ(Pekmez = 濃縮液)です。
スーパーでも、Üzüm Pekmezi と並んで売られているのを見たことはありますが、きっと手軽で美味しいんでしょうね。

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上の写真、Bandırma の街角で、何軒も見かけた、Çiğ Börek(チーボレッキ)。
どうやら、Bandırma のご当地B級グルメのようで、さっそく一件のお店の中に入ってみました。

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小麦粉を練った生地を、うす~く伸ばして、中に具(ひき肉orチーズ)を広げ、丸くカットして、油鍋に投入。
この作業を、30秒ほどでやってのけてしまう、このお店のおばちゃんが作ったチー・ボレッキ。

そろそろ、イスタンブールに向かうフェリーの時間になったので、熱々のチー・ボレッキを手に、フェリーの中で頂きましたら・・・。

とお~っても、美味しくてドキドキ

もっちり感とサクサク感が入り混じった食感の生地に、なんとも絶妙なブレントの、ひき肉とチーズの入ったチー・ボレッキ。
娘も主人も、パックパクと、あっという間にたいらげましたの。


こうして、今回の旅は終了。


とっても疲れたけど、楽しい家族旅行。
そして、毎回、旅行の後は、脳にたくさんの刺激を受けるのか、著しい脳の発達を見せる娘。
今回の旅では、やんちゃ度が上がったようです。