【ノイミー】歌姫達の交わらない共演“月下美人”(想わせぶりっこカップリング)MV考察【ノイミー】 | 坂道の先にあったのは沼〜そらいろの推し事独白論〜

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  今日のPrologue:ダイヤモンドプリンセス

 

またまた赤レンガスプラッシュ祭りの時の話になってしまうのですが、ライブの話ではありません。

会場をうろついている時に新港埠頭(赤レンガ倉庫のある埠頭)の岸壁にひと際大きな船が停泊していたんですよね。

見れば所謂クルーズ船というのはわかるんですが、船体に書かれた文字〝ダイヤモンドプリンセス〟...皆さんは憶えているでしょうか、コロナが始まった頃に船内で患者が発生し乗客・乗員全員が船内で隔離状態になりその結果として感染爆発した事で大いに話題になった船です。

あの時も横浜に停泊していたんですが、何故かその頃の事をふと思い出しました。

あれから3年半ほどたちましたが、その間に起こった事をその様に思い出すと(勿論その船が流行のもととなったわけでは無いですが)、ひとつの船ではあるものの少し感慨を感じてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そらいろです

 

こんにちわ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  歌姫4人が揃った作品

 

本来ならば昨日のブログで取り上げるべきところのノイミー名義の最新曲“月下美人”...何も無ければそのまま書く予定だったものの、やはり昨日のネタはどうしても書きたかったので1日遅れでのブログネタ採用となりました。

 
やはり今作の一番の注目点といえば昨日の冒頭文でも触れた通り、ノイミーの歌姫4人による共演という部分では無いでしょうか。

 

 

満を持してという言葉がこれ程ぴったり当てはまる曲もそうそう無いと思いますが、昨日も触れた通りこれまで3人区切りにされていたノイミーの歌姫枠になごちゃん(川中子奈月心)が正式に加わったという事を表す作品にもなっています。

 

まぁ、このあたりは昨日も書いているので省きますが、これまでもその資質について評価が高かった彼女がこの作品に参加することでグループにおける立ち位置がより一層明確になったとも云えます。

 

 

  月下美人

 

今作のタイトルともなっている〝月下美人〟、そのネーミングからやはり感じるのは儚さという点。

 
 
ゲッカビジン(月下美人、学名: Epiphyllum oxypetalum、英名: Dutchmans pipe cactus, A Queen of the Night)は、メキシコの熱帯雨林地帯を原産地とする、サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物である。日本で多く流通しているクジャクサボテン属(Epiphyllum属)には交配種が多いが、これは原産地からそのまま導入された原種である。絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(通称: ワシントン条約)の附属書IIの適用対象である[2]。

月下美人は「ナイトクイーン」という別名があり、夜の間だけ咲くという性質がある。透けるように白くて美しい花を女性に例え、「月下美人」と名付けられた。
(Wikipediaより転載)
 
夜の間だけ咲くという性質やそのどこか線の細さを感じる白い花という感じがその事を感じさせるのでしょうね、因みに花言葉としては〝儚い恋〟、〝儚い美〟とそのもの...恐らくその美しさや性質をその言葉に擬えて付けられたんでしょうね。
一方でその美しさから〝艶やかな美人〟を指す言葉もあります。
 
その様な神秘的かつ儚げなイメージがあるせいか、昔から歌の題材として多く用いられてきました。

 

 

  マーメイドとの対比

 

最初タイトルを聞いたときに感じたのは舞香様(佐々木舞香)のソロ作“真夜中マーメイド”に対するノイミーにおける返答的作品という点で、過去においてもそれを感じさせる部分としてはそらいろがロックハート城三部作と呼んでいる“祝祭”、“チョコメラ”、“ピオニーズ”等はその例だと思いますし、“部活中”と“秘密インシデント”辺りも関連性を感じさせる部分があります。

 

 

“月下美人”にしても“真夜中マーメイド”にしてもシチュエーション的には類似する部分があって、〝届かない思い〟、〝それに対する細やかな願望〟、そして擬える部分としては〝夜が明けるまで〟でも良い、それが叶ったなら例え思いも自身も消え去っても構わないという想いがあります。

 
【月下美人】詞:指原莉乃
 

夢を見たんです 幸せそうな私
ギュッと 握った手は誰なの 目が醒めて 静寂へ

ずっと思い出す 私を見る君の目
誰か一瞬の霹靂を抱き 一人泣くのでしょう

冷たすぎる肌が 私に溶け込んでくる
君が綺麗と 呟いた時に
哀しそうに花が開く

 

君が好きよ 私の初恋
消えるように 咲いた
今日だけでいい 香だけ残してく 月下美人
私と見た秋夜空 忘れないで I just miss you
愛してる

 

久しぶりだから 私浮かれてた多分
もしもばかりを考えてる でも間違えてばかりだ

心 操るのは 君だけだよ
わかってる 奥に潜んだ 名も無き あの恋
育ったのは 月下美人


好きだなんて 伝えなかったら
咲かなかったでしょう
一夜の花よ
さよならと呟いた バレないように
枯れて散って 空に舞え
忘れないよ I still love you
今もまだ

 

好きだと感じた日の 君はまだ 大人じゃなくて
 (I remember you)
嘘も言えるようになったの それでも 私の全て

 

君が好きよ 今日だってずっと

きっと好きよ 明日も 明後日も
君が好きよ 私の初恋 叫ぶように 咲いて
今日だけでいい
もう二度と開かない 月下美人
私がいた秋夜空
忘れないで I just miss you
愛してる


 

ただ歌詞を読むと描かれた世界線から受ける印象は、やはりあの曲なのかな?とも思えたりします。

このあたりはタイトルからイメージして入っていくのか、それとも歌詞を読んでその世界線を読み解くのかでもその方によって思い浮かべるものが異なってくる...その様な気がしないでもありません。

 

 

  空白の花の後日譚

 

やはりモチーフが同じ〝植物〟だからでしょうか、なんかちー(冨田菜々風)のソロ作品でもある“空白の花”との関連性もその歌詞から見えてくる部分もあります。

 

 

特に感じる分としては〝初恋〟というワードが出てくるからで、勿論今現在形の想いを綴っているわけですが、流石に歌うメンバーからするとやはりその部分は〝過去〟を感じさせます。

その他で登場するワードを紡いでいくと、〝心の奥に潜んだ名も無きあの恋〟、〝育ったのは月下美人〟というフレーズに“空白の花”の主人公のその後の物語という事を大きく感じるところでもあります。

 

少しあやふやな部分としてはその想いを相手に伝えたのか否かという点で、歌詞の中には伝えた様に見受けられる部分もありながら一方では心の中に秘めていたと取れる部分もあります。

そらいろ的にはその両方を感じる点から実際には想いを伝えていない(つまり想像上で伝えた)、若しくはハッキリと伝えられなくてみたいなところがあるのでは等と解釈しています。

 

恐らくこの作品の立ち位置としてはやはり“空白の花”の後日譚として捉える方が正しく、“真夜中マーメイド”との類似性は大人になった主人公が辿る点として同じ様なシチュエーションになるという事なのでは無いかと思いました。

 

 

  画像比率が4:3なのは?

 

このMVをみていておもしろいなと思った点ですが、画像が現在のスタンダードのワイドサイズ(16:9)ではなくてかつて用いられていた4:3の比率の画像作品となっていること。

 

 

昨今ではスマホで見た時に画面いっぱいになるようにさらに細長い比率のものもある中で(“自分賛歌”がそうですね)いにしえのアナログ画面比率を用いた理由...これは非常に興味をそそられる部分です。

これについてはまだ映像スタッフサイドからの発信が無いのでその意図するところは計りかねますが、単純に考えればかつての画像サイズを用いることで得られる効果としてはノスタルジー性でしょうか?

 

歌詞の中で描かれている世界は〝現在〟であると思われますが、その世界線で感じる部分は〝過去〟からという点が大きく見ている方の潜在意識に植え付ける為にその比率を用いたのかもしれません。
この点は映像スタッフサイドの発信を待ちたいと思いますが、その点でも今作が興味深いという点もあります。
 
まぁ、そらいろなどからするとブログに掲載する画像としては、やはりこの比率が大きくハッキリと見えて助かるという点があります(笑)。

 

 

  交錯されない4人

 

今作のMVでもう一つ注目するところでは、登場する4人の歌姫が交錯するシーンが全く無いんですよね。
 
 
同じ4人によるユニット作品で思い出されるのは“#おふしょるにっと”、あちらは東京駅で待ち合わせしてからほぼ4人は一緒の行動をとりますが、対照的に“月下美人”では4人の居る場所は全く別の場所となっています。
所謂、オムニバス作品といわれる形態なのですが、同じオムニバスでも“The5th”ではメンバ全員が別の行動を取りつつもどこかで交錯するシーンが描かれています。
 
 
今作では歌は絡みつつも全く別の作品として描かれており、このあたりは4人の作品といいつつも実質はそれぞれのソロ作品という事を示している様にもとれたりします。
単にそれぞれの“月下美人”という位置づけであればそれぞれがどこかで交錯しても良いはずで、それが無いという事はユニットという形態を取りつつも歌姫それぞれの作品だという事を表しているのかもしれません。
 
 
いずれにしても様々な形で興味をそそる点が〝歌詞〟、そして〝映像〟にちりばめておりそらいろ自身もう少し読み込むと供に色々な方の解釈や制作陣の発信を見ていきたい作品でもあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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