【雑感】アイドルに対しての評論家湯川れい子氏の発言に思う事【アイドル】 | 坂道の先にあったのは沼〜そらいろの推し事独白論〜

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先日の日向ちゃん達の配信ライブに登場した動物たち...どうもキレの良いダンスをしていると思ったら種明かしでこんなことがあったようですね。

 

 

日向ちゃん達の振り付けを担当するクリパチさん達のメンバーが中に入っていたようですね。

まぁ、振り付けの方が入っているから当然キレも良い訳ですが、こうやって支えている方達にも愛されているんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そらいろ欅/羅馬字欅です

こんにちわ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて今日はちょっとちょっと気になる話がTLで流れていましたので、その事を取り上げたいと思います。

 

FFさんが自身の敬愛するある音楽評論家の方とのやり取りをしているTweetが流れて来たのですが、そこで話されている事...少し気になることが書かれていました。

以前からこの事についてはこの二人のやり取りがありましたので、この評論家の方が現在のアイドルについて否定的に見ている事は知っていたのですが、より強い〝歪んでいる〟という言葉を使っていたのであまりにもひどい言い方だなという感じ方をしました。

 

 

評論家の方の名前は湯川れい子氏、1960年代からJAZZ評論家として活動を始め、当時世間から卑下されていたビートルズを素晴らしい音楽だと立ち向かい、その後は音楽評論や作詞家としても活躍された方です(勿論、数々のアイドルの楽曲も手がけました)。

そらいろ的に湯川氏の数ある功績の中で一番に上げたい部分が、レコード会社の専属制度を打ち破る動きに関わった方だという事です。

それまではレコード会社の専属契約をした作曲家さんに弟子入りした方が歌手としてデビューするような形が多く、専属契約をしていない作曲家さんが自由にレコードを発表する事は例外を除いてありませんでした。

 

 

イギリス帰りという事でTakeをテイクではなく、イギリスのコックニー訛りでタイクと歌うほどの演出をした涙の太陽...この曲のヒットがそれまでのレコード会社専属作曲家制度を打ち破ったとされています。

 

1965年に発売された“涙の太陽”、先に述べた専属制度をクリアするために偽装洋楽レコードとして発売(歌っている方を偽の外国籍歌手とし、湯川氏自身も変名でクレジット)、この曲が予想外のヒットを記録しこの後流れが変わり旧態依然とした作家専属制度は崩壊していったといわれています。

 

この様な方だからこそその様な見方をされるのはとても残念で、勿論考え方は色々あるので湯川氏がアイドルに対して否定的に見ているのは構わないのですが、〝歪んでいる〟という強い言葉で否定されたのは残念としか言えません。

また、そらいろが彼女の意見に対して反発する部分で言えば、これも先に述べた事ですが彼女自身数々のアイドルに対して歌詞を提供してきた事。

つまり、彼女自身もその歪んだアイドル界に関わったという事です。

多分彼女の言わんとする所は握手会という手段で実際購買者数に水増ししてCDを販売しているという事なのでしょうが、実際彼女が提供したアイドル達も販促手段としての握手会やサイン会、そして今以上に劣悪な環境で活動をしてきたわけで現在のアイドルが歪んでいるという事は言えないはずだと思います。

それに対して贖罪の言葉もなく、今関わって無いからという部分で批判するのはどうなのか?少なくとも彼女の作詞した楽曲を購入したユーザーはいるわけで、その批判すべき対象で糧を得たならばそんなことは言えないのではないかと思います。

 

もう一つ、それこそ多くのユーザーが支持している物に対してその様な言葉を使って否定するという事は、それを支持するユーザーを見下している事でもあり、またアイドルという事の為に取り組んでいる女の子達やそれを支えるスタッフ、そして多くの楽曲に携わるクリエーターの方々に対して失礼な事ではないかと思います。

そこには正しくない形で音楽を発信し、それを支持している人々が日本の音楽業界をダメにしている存在であり正さなければならないという考え方が垣間見えてしまうのです。

FFさんが乃木姉さんの“君の名は希望”は多くの女性から支持されていますと反論したら、〝世間一般の女性のどれだけが支持しているのでしょう?〟という返事でしたが、逆に言えばそれ程支持を受けてないと感じるジャンルに対して何故攻撃するのか?影響力が無いと思うなら正す必要が無いと思います。

 

 

個人的に湯川氏の意見と彼女に賛意を示す意見の殆どが、ある意味権威主義的な思想をお持ちであり、愚かな大衆を啓蒙するという物が見え隠れします。

本来、音楽という物は個人的なもので受け取った本人がどう感じるか...それに尽きると思います。

だとするならば彼女自身がアイドルというジャンルを好きにならない、歪んでいるという感情をお持ちなのは勝手ですが、それを支持するという層をその様な目で見るのは如何なものだと思います。

まさかとは思いますが、彼女がその様な感情を持つグループのプロデューサーが政権に近しい方だからという事で不快感を示しているとは思いたくないのですが...もし、そんな感情をお持ちなら少し悲しい事だと思います。

 

評論家であることを自認するのであれば、それを生業としているならばフラットにものを見て欲しい。

無理に聴いて欲しいとは思いませんが、それでも自分の耳に付帯的な事象だけを見て決めつけるのはどうなのかと...本来そういう事に対して抗してきた方だと思っていたのですが。

 

ただ、湯川氏がFFさんの反論に対して取り合わずにやり取りをした事、その部分は流石だと思いました。

普通だったら取り合わないはずですから、だからこそ彼女がその様な見方をした事が残念でなりません。

 

そらいろは音楽に貴賤は無いと思っています、彼女の発言に出て来るようなグループや支持している人の挙げるような楽曲も勿論全部ではありませんが聴いていて、その中には好きなものもあります。

だからこそ、JAZZであろうがロックであろうが、そしてアイドルも、昔の歌謡曲も...民族音楽であろうが、クラシックであろうが同じ地平で聴いています。

他と比べて自分の好きな、支持する音楽は素晴らしい...それはそれでいいのですが、その良さが判らないやつは〝わかっていない〟、〝バカだ〟、〝劣っている〟の様にいう人が目立つ事に、そしてその動きを扇動するする人がいる事が音楽をダメにしていくのだと思います。

 

 

 

 

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