https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B4%E5%B4%8E%E7%B4%80%E7%BE%8E



https://www.street-academy.com/myclass/51535


http://www.jcai.jp

























昨日の文学座公演【オセロー】観劇のつづき。






場所は、新宿紀伊国屋サザンシアター、450席。
私もこれまでシェイクスピア公演は、小劇場や野外公演もありますが、基本は、500キャパの劇場で
公演をしてきました。



シェイクスピア作品の場合、客席の後ろまで
届く声を発してセリフをいうのは当たり前。
時には、
カラダから全力で振り絞る芝居も。


私の演劇講座でも、
まずは、それを意識してもらっています。




昨日の【オセロー】(シェイクスピア)のお芝居については、
役者さんたちの演技は、安心して観ていられました。
お客様に対し、
これは、大前提ですね。


観ていて、
不快になることはありませんでした。 
三時間長ゼリフのオンパレードでも 
聴いていても苦ではなかった。




主軸となるオセローイアーゴ以外にも、
スパイスとなる役柄、道化役や、出番は少ないけれど、娼婦役ビアンカの女優さんも、良い味を出していて上手でした。




そして、
シェイクスピア作品の場合、醍醐味は、
溢れるような大量のセリフですね。


とても、早口でテンポよく、且つ、聞き取りやすい話し方を
しなければいけません。






これには、やはり脚本を深く読み込むことが
必要です。








昨日は、小田島雄志  (訳)のオセローでしたが
台本に忠実に、仕上がっていました。

変に台本をアレンジしていない所も
良かったです。

忠実に、正確に。
これも、セリフを言うのに大切な事ですね。


そして、シェイクスピア作品の場合、
多くの場合、主役が死ぬ事が多いです。

主役の他にも、人が死にます。自死もあります、

昨日のお芝居も、
後半でたくさんの人が立ち回りをして
斬られて、死にます。

死ぬ演技。舞台ですから
リアリズムを考えて演じなければいけません。
死ぬ演技も研究が必要ですね。



文学座の役者さんのセリフには
共感してばかりいました。

私が教えているポイントと同じ。
聴いていて、気持ちが良かった。





私が教えているのは、
特徴は、

すぐに現場に出られるように仕上げること。
シェイクスピア俳優として
即、戦力になるような人になる為に。



シェイクスピア作品のような大作に
チャレンジすると役者としても、大きく羽ばたけると
想います。




私自身も、これからも、
自信をもってやってゆこうと
想わせてくれた文学座公演【オセロー】でした。