3月24日(日)、知己の渡部優美さんのピアノリサイタルvol.18 ~piece, piece, peaceful time Ⅶ~ を聴きに、3月末で閉館してしまうという恵比寿の「アート・カフェ・フレンズ」へ。
会場は満員。
プログラムは次のとおり。
バッハ/インヴェンション第8番BWV.779
吉松隆/4つの小さな夢の歌
ドビュッシー/ベルガマスク組曲~第3曲「月の光」
プーランク/即興曲第15番ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」
ショパン/バラード第4番ヘ短調Op.52
渡部優美/My Little Bird
ババジャニアン/エレジー
ラフマニノフ/エレジーOp.3-1
モンポウ/「歌と踊り」第9番
ヒナステラ/アルゼンチン舞曲集Op.2
(アンコール)ショパン/練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」
渡部さんの思い入れ深い作品が並んでいるように見受けられ、この会場での最後のリサイタルへの想いが伝わってくるようでした。
プーランク作品の一抹の哀愁を湛えた洒脱さと、ババジャニアン作品の憂愁が、とりわけ印象的でした。
また私の思い入れ深いショパン/バラード第4番の第2主題の再現では、聴いていてふと眼が潤んできました。
私はこの会場に足を踏み入れたのは2019年12月と今回の2回のみでしたが(2022年10月は当日行かれなくなってしまった)、親密な雰囲気のこの空間が無くなってしまうのは残念な気がします。
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