1月21日(土)沼尻竜典指揮による神奈川フィル定期演奏会第382回を聴きに横浜みなとみらいホールへ(N響Cプロ定期を前日に振り替えたのもそれ故)。


























チケット完売…。
演奏者曲目か、はたまた日本テレビ系列「リバーサルオーケストラ」影響か?


13時40分からプレコンサートとして、アレシュ・バールタオルガン独奏によるバッハ/トッカータとフーガ
どちらかというとやや明るめ音色で、重厚さよりは即興性比重を置いた演奏のように感じられました。

14時からの本公演前半は、神尾真由子ソリストに迎えてのベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲
神尾真摯直截ソロと、沼尻&神奈川フィルの醸し出す豊穣響きが、この作品平安精神世界適切表出していたように思います。
ソリスト・アンコールパガニーニでは、神尾超絶技巧聴衆圧倒


後半は、サン・サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」
第1楽章第1部冒頭清澄さ第1主題再現及び第2楽章第1部主部凄愴さ、そして第2楽章第1部中間部華やかさ第2部壮麗な迫力、いずれも聴き応えがありましたが、とりわけ第1楽章第2部浄福の世界現出に、沼尻&神奈川フィル進境窺えた思いがしました。

コロナ禍以降神奈川フィル団員による終演後聴衆見送りは、ホワイエでの見送りに代えて楽屋ホワイエとをオンラインで結んでの見送りになったけれど、今回私が通りかかった際は、沼尻監督御自ら見送りに。









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