6月22日(水)鈴木優人指揮によるN響第1961回定期公演(6月Bプロ定期初日)を聴きにサントリーホールへ。

夏至翌日とあってか、開演10分前ホール辿り着いてもまだ薄明るく…。













サントリーホールでのN響Bプロ定期公演は、4月ホール改修工事休止5月業務繁忙聴きに行けなかった(指揮がファビオ・ルイージでソリストが小菅優だったのに)

にとっては2月以来


前半最初は、バッハ(鈴木優人編)/パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582
低声部は概ね充実した意味深い響き創出していましたが、高弦がややもするともやつき気味だったのが残念な気もしました。

続いて郷古廉ソリストを務めてのブリテン/ヴァイオリン協奏曲
この曲聴いたのは、2004年11月14日N響第1526回定期公演2日目、あのウォルフガング・サヴァリッシュの結果的に最後のN響との協演となってしまった公演に於けるフランク・ペーター・ツィンマーマン演奏感銘を受けて以来18年ぶり
その間2020年5月N響第1939回定期公演パーヴォ・ヤルヴィ指揮のもとジャニーヌ・ヤンセン演奏することになっていて楽しみにしていたのだけれど、コロナ禍中止になってしまい…。

郷古ソロはやはり真摯かつ美質を保ったもので、とりわけ第2楽章終盤カデンツァ鬼気迫る凄み聴き応えがありました。
鈴木&N響も、第3楽章ホルン思い切った強奏等で、作品底流する第二次世界大戦前夜緊迫感表出し、郷古応えていたと思います。
ソリスト・アンコールイザイは、冒頭部分ピツィカート繊細さそれ以降立体感綾をなす好演でした。

後半は、モーツァルト/交響曲第41番「ジュピター」
まずまず演奏ではあったものの、第1楽章途中での強奏が必ずしも根元的迫力を伴って響いて来なかったり、第2楽章がどことなく音楽前のめりになって聴こえたりといったもどかしさが残りました。

ところで、京浜急行電鉄の2月末ダイヤ改定に伴う「京急Evening Wing号」品川発最終発車時刻繰り上げ、及び昨年末最寄り駅から自宅近く迄バス減便影響で、自宅帰り着いたのが以前より30分位遅い23時20分頃に…。



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