尾高忠明「音楽監督就任披露公演」と銘打たれた今回の演奏会、
曲目三善晃/オーケストラのための「ノエシス」ブルックナー/交響曲第8番(ハース版)























尾高さんブルックナーの「第八」と云えば、2007年6月N響第1595回定期公演に於ける名演が強く印象に残っており、
また大フィル同曲実演は、2001年7月のザ・シンフォニーホールでの特別演奏会及びサントリーホールでの第40回東京定期演奏会に於ける朝比奈隆、そして2004年7月のザ・シンフォニーホールでの第380回定期演奏会2012年3月の同ホールでのスペシャルコンサートに於ける大植英次演奏に接してきましたが、いわば朝比奈&大フィルの代名詞とも云うべきこの作品で、今回尾高さんがどのような演奏を聴かせてくれるか、大いに期待していました。







開演30分前の14:30からホワイエで、大フィル定期恒例「プレトーク・サロン」
今般尾高さん音楽監督就任するに当たって、「原点回帰」古典派の作品を通じてオーケストラとしての基礎見直すこと、そして邦人作品積極的採り上げること、この二つ大きな柱として活動を展開することとしたそうで、来月からベートーヴェン交響曲全曲演奏会開始するのも、今回40年前に東京フィルの定期演奏会で尾高さんが初演した三善作品をプログラムに組み入れたのも、その方針に沿ってのことだとか。
また大フィルブルックナー演奏朝比奈隆以来の定評を誇るところですが、こと「第八」に関しては、朝比奈大植そして井上道義といった歴代シェフのみ振ってきたとのことで、今回いよいよ尾高さんが指揮することに。


15:00開演

「ノエシス」では、幻想的清冽響き凄絶かつ混沌とした響きとの交錯が、尾高さんならでは確かな造型力現出されていきました。


20分休憩を挟んで、ブルックナー「第八」
全体的遅めのテンポで、巨視的かつ緻密音楽構築されていきました。
強奏迫力も勿論でしたが、同時に弱音部そして所謂「ブルックナー休止」意味深さ格別で、それが第1楽章コーダ第2楽章トリオ等、そして何より第3楽章コーダ第4楽章一層素晴らしいものにしていました。
新音楽監督大フィル門出相応しい壮大さ深遠さとを兼ね備えた名演だったと思います。

終演後楽屋口に行き、
尾高さんサインを頂戴し、
素晴らしかった6月N響定期7月神奈川フィル定期楽しみにさせていただきますと申し上げ、ホールを後にしました。



夕食を摂りホテルに戻ってからは、「N響ザ・レジェンド」で、ウォルフガング・サヴァリッシュリストモーツァルトそしてシューマン鑑賞

年度始めということもあり、余り無理出来ないと、明日4/8(日)は特に観光はせず新大阪12:56発「のぞみ352号」帰途に就く予定です