nabisonyoです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
こちらは『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』の二次小説を書かせていただいています。ドラマのイメージを壊すとご不快の方はこちらでご遠慮ください。お許しいただける方は少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。
花粉の季節ですね
目、鼻、口、肌…いろいろかゆくて困っております。
そんな中、UPした内容を見返して気が付いたこと。
みな様、誰の話か分かりにくいですよね
一応、パターンを決めているのですが、読んでくださるみな様に分からないだろうと今さら思いました
今回から頭に誰のお話か書くようにします。(最初は誰かな?と思っていただきたので5話から追記します)
読みにくいなか読んでいただき、みな様ありがとうございます<(_ _)>
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ハジンside
忙しかった仕事も終わり、今日も一人ぼっちの家に帰ってくる。
化粧を落とし、シャワーを浴びて、パックをしながら夕飯の準備。お金もないし、簡単な物だけど美容のために自炊すると決めているわたしは、鍋をグツグツ煮込みながら今日のランチで話したことについて考えていた。
「今日の、ファンボ・ハヌルさん。あれ、絶対女友達のこと好きなんだよねー。本人は気付いていないみたいだけど。『自分の好きな女友達が男友達と付き合っていてショック。でもまだ自分の気持ちに気付かない』……なんて、鈍いなぁ。でも失恋してるなら気が付かない方がいいのかも?」
独り言が口に出ていたけど、咎めるような親友も両親たちもいないし。アレコレ考えながら動いているとすぐに料理ができた。
「相手の人。美人ってことは確実ね!あと頭も良さそう。会ってみたいなぁ。あのファンボ・ハヌルさんより他の人を好きになる女の人ってどんな人だろう?その女の人に好きになられたもう一人の友達も気になるよねー」
そんな独り言を神様が聞いたのか、わたしの願いが叶ったのはファンボ・ハヌルさんと出会って季節が夏から秋に変わった頃。ファンボ・ハヌルさんをオッパと呼ぶくらいの仲になった頃だった。
「オッパ!」
半月ぶりにファンボ・ハヌルさんと会うことになった。この頃は例の女友達とまったく会っていないようで、初めて会った頃から次第に落ち込んでいくオッパを慰める……ということで時々食事をしていた。
「あ、ハジン。お疲れ様。遅番で仕事疲れただろ?今日は大丈夫なのか?」
「うん。明日は休みだからね」
そう言って目的の店に向かって歩き出した。平日だからオッパはスーツを着ていて。その姿はカッコいい。通り過ぎる女性がオッパを見て頬を染めるくらいに。だけどオッパはそんな女性たちに見向きもしない。常に頭は大事なお友達のことを考えている。
今日、食事をしようと約束したお店は居酒屋で。オッパが昔、男性の親友に教えてもらった店だと言っていた。ガヤガヤとウルサイけど料理もお酒も美味しくて、お店には大満足。だけどわたしたちの話題は最初こそ近況を伝えあったりするけれど、最後はいつも通りオッパの悩み相談室になっていた。
「シウンにずっと連絡ができなくて。ジフは相変わらず、たまに素っ気ない連絡が来るくらいで、シウンのことを聞いても『自分で聞け』と言って詳しく教えてくれないんだよ」
焼酎を一人で3本空けたオッパ。さすがに毎回同じようなこと。しかも一回の食事で何度も話を聞くのは面倒になってきたわたし。本当は本人が気づくまで待つ方が良いのだろうけど。今日はとうとう我慢ができなくなり、声をあげた。
「オッパ!これは自分で気が付いた方が良いと思って黙っていたけど」
『オッパ!』と急に声を大きくしたわたしに、オッパは驚いた顔で口を開けてわたしを見ている。
「シウンさんと連絡ができなくて苦しいんだよね?ジフさんとシウンさんが付き合っていると苦しいんだよね?」
コクン、と首を縦に振るオッパを見てわたしは続けた。
「オッパ、わたしと最初に食事した日に言ってた。『彼女は僕の親友だしいつもジフにばかり頼るのはすごく悔しいな。本当は僕が少しでも彼女を幸せにしたい』って。“僕が幸せにしたい”っていうのは友達の感情じゃないよ?」
「え?いや、僕たちは10年も友達……」
否定するオッパに被せるように言った。
「“自分”が“幸せにしたい”っていう気持ちは、オッパ。“愛”、だよ?」

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