nabisonyoです。

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

こちらは『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』の二次小説をメインに書かせていただいています。

 

皆様、わたしの拙い文章を見に来てくださりいつも感謝しております。

 

そんな皆様に大変申し訳ないのですが、少しの間、『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』の二次小説をお休みさせていただきたいと思います。

 

まったく書かない!というわけではなく、途中まで書いている短編・中編が5本ほどあり、そのうちの一つはあと少し…という感じでして。1本に絞って早く書いてよ!とか、途中まで書いているならUPしてよ!って思ってくださる方もいるとは思うのですが。

アチコチ書いて気分転換をして進めていること。私自身、他の方の二次小説を読んでいて『すっごく面白い!続きを読みたい!』と思っていても、途中でフェードアウトされたりして悲しくなることがありまして。

それもあり、私の二次小説の書き方を『完成後にUPする』方法に決めています。

こんなワガママを言いますが、また読んでいただけたらと願っています。(EXO関連などは引き続き時々UPしていきますあせる

 

 

私のブログを読んでいただいている皆様、いつもありがとうございます。

また近いうちに二次小説のブログでお会いできるのを楽しみにしています<(_ _)>

 

 

 

 

 

nabisonyoです。

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本日は先日、7月5日にやっと日本公開された映画『THE MOON』について少し書かせていただきます。以前、少しだけ書きましたがEXO D.O.が本名のド・ギョンスとして映画に出演し、『神と共に』のキム・ヨンファ監督と組み、宇宙飛行士という役で出演です。

 

 

 

ストーリーは…

宇宙飛行士として二人の先輩と一緒に韓国独自に開発したロケットに乗り宇宙に飛び出します。その直後、太陽フレアの影響で世界各国の衛星・宇宙船に影響が。先輩二人は船外活動をしてロケットの修理を行いますが、その最中に事故で亡くなります。

たった一人で宇宙に取り残されたファン・ソヌ(ギョンス)は、一人でも月に降り立ち目的の作業を行いますが、流星雨が降り注ぎ…。

はたしてファン・ソヌは地球に帰ることができるのか、という内容です。

 

韓国での売り上げはイマイチと聞いていたのですが、そんな悪い映画でもなく。ギョンスの演技も、目がすごく良かったです。アイドルじゃない目をしている時があります(笑)

 

機会があれば観てくださいペンギンロケット

 

ところでの映画、公開初日、9時前から始まる回に行ったのですが、映画館に入ったらおじ様ばかりで「あれ?間違えた?」って思っていたんです。開始5分前くらいにはお姉様方がチラホラ。「EXOファン?それとも『100日の郎君様』ファン?」と勝手に考えていました(笑)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

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こちらは『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』の二次小説を書かせていただいています。ドラマのイメージを壊すとご不快の方はこちらでご遠慮ください。お許しいただける方は少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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スーツのポケットから出すと番号だけが表示された携帯の画面。

そろそろ掛かってくるだろうと思っていた頃だった。

 

「チェリョンに会わせろ」

 

スライドして応答するとすぐに耳に入って来た声に少し。いや、かなり動揺した。が、まぁ有り得なくないだろうと自分を納得させた。そして久しぶりに聞いた兄弟の声は、こんな声だったか?と考えたが、千年も経てば記憶なんて無いようなもの。

 

「イヤですよ。ソ兄上とチェリョンを何で会わせないといけないんですか?」

 

「俺じゃない。ハジン……ヘ・スが会う」

 

思っていた通りの反応に微かな笑いが漏れて、相手は俺の態度に不満気な声で悪態を漏らした。その反応にさらに笑いが出てソ兄上から『おい!』と窘められる。

 

「フッ。分かってますよ。チェリョンは、まぁそのうち。記憶は無いし、今はあいつも忙しいんで。だけどあいつの性格ならきっと喜ぶだろうから、いつか会わせますよ。それよりヘ・ス。何をやらかしたんですか?」

 

「ウォンには関係ないだろう?」

 

ヘ・スと同じように俺は関係ないと言うソ兄上。確かに積極的に関わりたいと思っていない。だけど仕事柄、口が出た。

 

「俺が裁判官でも?」

 

「……」

 

「ちょっとくらいは話を聞いてアドバイスできますよ。ちなみにヘ・スの持っていた封筒の弁護士事務所は評判があまり良くないですからね。気を付けてください。そうですね……最近独立したばかりのポン・サンピルって弁護士なら悪くないと思いますよ。どうするかは自分たちで決めてください。じゃあ」

 

そう言って通話を切った。

 

 

あいつならきっと何とかしてくれるだろう。

あぁ、でも……。ソ兄上には会いたくない。

 

 

ヘ・スであったコ・ハジンの裁判が終わったとサンピルから聞き、しばらくするとまたソ兄上から電話が掛かってきた。そして今、カフェにいる。チェリョンであったギジュを連れて来ることをお願い……命令され、ギジュには偶然を装い会うことにしたのだ。

 

待ち合わせのカフェに入り、店内を見まわすと会いたくなかった二人が奥の方のソファ席に向かい合って座っていた。向こうも俺を見つけたようで、ソ兄上が小さく頷いた。ギジュにアメリカーノと自分用に好きな物を買ってくるように財布を渡して、ソ兄上たちに近づいた。

 

「久しぶりですね」

 

「……お前の子、ではないんだよな?」

 

カウンターで注文しているギジュを見てソ兄上が言った。

 

「えぇ。チェリョンの子ですよ」

 

腕に抱いた子を抱き直し、ヘ・スがソ兄上の横に移動したので目の前の空いている二人掛けのソファに座った。

 

「無事、示談が成立したようで何よりです」

 

「俺は示談なんて納得いっていない。100%向こうが悪いんだ」

 

俺の言葉に噛みつくように言い出す。この人は昔から虐げられていた割には真っ直ぐだったと思い出し、何だか懐かしくもあり。苦くもあった。

 

「ソ兄上、物事にはどちらかだけが悪いなんてことはないんですよ。どちらも言い分がある。正しいと思っている奴が本当に正しいということは絶対にない。もちろん反対の場合もある。だから、今回のことも絶対ヘ・スが100%正しいなんてことはないんですよ。ま、俺はそれを聞くのが楽しいから今の職業を選びましたけど」

 

俺の言葉にソ兄上とヘ・スがイヤそうな顔をするが、そこに自分用のココアと俺のコーヒーを受け取って戻って来たギジュがマグカップをテーブルに置きながら口を挟んた。

 

「お兄ちゃんたら、そんなこと言って」

 

俺の腕の中で手を伸ばす子供に微笑みかけながら、二人に頭を下げてソファに腰を下ろした。

 

「始めました。私、ユ・ギジュです。兄のお友達ですか?こんなこと言ってるけど、お兄ちゃん。私が結婚する前まで弁護士をしていたんですよ?でも結婚した後に裁判官になるって言って、理由を聞いたら『昔、自分のせいで一方的に傷付けた人がいる。だから平等に人の話を聞いて、両方の気持ちを少しでも軽くできる立場になりたい』って言ったんです。ひねくれちゃって」

 

「……そんなこと言った覚えはない。ギジュの勘違いだろう。だが、時代により価値観も倫理観も変わる。それは二人とも身に沁みて解っているだろう?絶対に正しいことなんてこの世に有りはしないと思っているから、どの時代でもぶれないものを探しているだけですよ」

 

隣のギジュは俺の言葉にクスッと笑って、俺の膝に乗っていた子供を自分の方へと移動させた。そこからはヘ・スとギジュが話し出し、俺とソ兄上はほとんど話さず、時々ポツリポツリと言葉を交わすだけだった。

 

店を出る時にはギジュとヘ・スは連絡先を交換し合い、この調子だとこれからも二人は会うことがありそうだ。その様子を見ている俺たち二人。

 

「ソ兄上。俺はあなたに会いたいとは思っていませんので安心してください」

 

「あぁ、俺もだ」

 

 

 

それから時々、ギジュから話を聞くソ兄上とヘ・スの様子。二人が幸せか、なんて興味はなく。会う気も全くなかった。それが突然ソ兄上から連絡があり飲みに誘われるのは。

数年先の話。

 

 

 

 

 

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『月の光の中で』の番外編、『My Turn To Cry』でした。

飲みに誘われる理由は一応考えていますが、まだお話はできていません。いつかできたら読んでいただけると嬉しいです照れ

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

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もう会うことなどあるはずがないと思っていた。

携帯で上司と話しながら街を歩いている最中。汚れているところなどない靴の動きが止まった。ガラス越しにお互いの驚く表情を見ているのだろう。

 

「……はい。ではそのように。取りまとめてご報告します」

 

話し終えた携帯を麻のジャケットの内ポケットに入れ、ゆっくりとした足取りで店のドアを開ける。『いらっしゃいませ』とチェーン店によくある明るい声色の接客を聞き、コーヒーを注文した俺は窓に向いたカウンター席のスツールに腰を下ろした。

湯気が立つコーヒーを一口飲むと口の中に苦みと酸味が広がる。

それは今の俺の感情と同じような味だった。

 

「……久しぶりだな。生きていたのか」

 

隣に座るヤツが俺に顔を向けてキツイ視線をよこし、店の中だから抑えてはいるが視線同様キツイ口調で返してきた。

 

「何であなたがいるの!?あなたには会いたくなかった!」

 

「おー、怖っ。俺はお前なんていてもいなくても別にどーでもいいが。……何だ?また何かやらかしたのか。ヘ・ス……お前」

 

長話する気はなかった。コーヒー一杯の時間だけのつもりだったが、カウンターテーブルに置かれた弁護士事務所の封筒が目に入り聞いてみた。

 

「何でもないです。あなたには関係ありません」

 

慌てて隠すように両手で封筒を押さえたヘ・ス。問題があることが良く分かる仕草だった。

 

「ま、そうだな」

 

その後はお互いに無言。コーヒーを飲み干す直前、テーブルの上に置いていた俺の携帯が震えた。画面を見て立ち上がり、ヘ・スをもう一度見る。

 

「これも何かの縁だ。もし、気が向けば連絡しろ」

 

コーヒーが乗ったトレーに置いてある、店の名前が書かれた紙ナプキンを一枚。手に取ってジャケットの内ポケットからペンを取り出し数字を書いてヘ・スの前に置いた。

 

「連絡なんかしません!あなたなんかに!」

 

視線を下げ、決して俺を見ないようにしてへ・スが言った。俺は腕時計で時間を確認してから窓ガラスに目を向け、最後にもう一度ヘ・スを見た。

 

「……そうか」

 

俺がそう返事をした時、窓ガラスが小さく叩かれた。ヘ・スはその音に顔を上げ、俺を見た時以上の顔をして驚いていた。明らかに俺に向けて笑い、腕に抱えたさらに小さな腕を持ち、俺に向かって手を振らせている人物に。

 

「……チェリョン?」

 

「安心しろ。今は俺の妹だ。良いヤツと結婚して幸せにしてるよ」

 

そう言い残し、俺は外に出た。近づかなくてもよく分かる、そっくりな顔の二人。愛する女の腕に抱かれた小さな人が俺に向けて腕を伸ばすので、俺もその体に腕を伸ばし右腕でしっかりと抱き上げる。もう片方の腕でガラス越しのヘ・スと向き合って紙ナプキンを指さした。

 

「休みの日なのに誰かと打ち合わせだったの?仕事の邪魔してゴメン。お兄ちゃん」

 

「いや、大昔の知り合いなだけだ」

 

ヘ・スに向かって会釈したギジュと大通りに向かって歩き出す。

 

「え~!?‟昔の”って元カノ?今までの彼女とタイプが違うね?」

 

「いや、あいつだけは絶対にありえん!」

 

 

きっと近いうちにヘ・スから連絡がくるだろう。

俺の愛する女に会いたくて。

 

 

 

 

 

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久し振りに『月の光の中で』の番外編である『My Turn To Cry』。

ウォン皇子様のお話です。

時期としてはハジンの記憶が戻ってすぐくらい?借金のお話がまだ残っている時かな?

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

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本日、無事に『高麗日記』を書き終えることができました。いつも読んでいただく皆様に感謝するばかりです。

 

今回は『高麗日記』について少しだけ書かせていただきます。

 

『高麗日記』、ヘ・スとソ皇子様が現代で無事再会して恋愛を始めることができません。この結末に不満な方もいらっしゃると思いますが、たまにはいいかな?と思い。また、結末に選択肢があるものを書いてみたくて、4話からヨ皇子様と結婚するか、しないか。というものを書きました。

結婚を選択するを選んでも、正確には結婚していませんが(笑)

 

また、3話からの二人の年齢を50代くらい?にしたかったのですがパク妃の出産年齢とかを考えて年齢を下げました。だってヨ皇子様と夫婦として張り合うには若い子じゃダメな気がしててへぺろ

(ちなみにパク妃とはヨ皇子様の三人いるお妃様の一人。文成王后という方で、高麗では一男一女を産んでいます。ヨ皇子様の子はこの二人だけのようです。さらに付け加えれば、三人のうちのもう一人もパク妃 文恭王后といい、二人は姉妹です。)

そのため、ハジンと初めて会った時、編集長としてのヨ皇子様の年齢が若すぎる気がしますがお見逃し下さいあせる

 

 

さて、来週はチョット初めの方に戻ってお話を書かせていただきます。

以前のお話の続きを2話予定しています。

ブログを読んでいただいている皆様。ここまで読んでいただきありがとうございます!